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ハローワークの求人票を「最強の無料広告」に変える、3つの具体策

前回、「採用サイトを作る前に、ハローワークの求人票を見直してみませんか?」というコラムを書きました。

「理屈は分かった。でも、あのハローワークの四角くて狭い枠の中に、一体どうやって魅力を書けばいいの?」

そう思われた方も多いはずです。
実は、最近の求人ノウハウ本でもよく語られていますが、ハローワークの求人票には「ここをこう書き直すだけで、応募の数がガラリと変わる」という絶対外せない急所が3つあります。

今回は、明日からすぐに実践できる「求人票の書き換え具体策」をお届けします。

具体策01:「職種名」に、求職者が検索するキーワードを詰め込む

まず、一番最初に見直してほしいのが「職種名」の欄です。

ここ、多くの会社が「営業職」「事務員」「現場作業員」のように、たった数文字で終わらせてしまっています。でも、これってものすごくもったいないんです。

前回のコラムでもお伝えした通り、今の求職者はスマホの画面で求人を検索しています。つまり、職種名の欄は、検索に引っかかるための「キーワードの宝箱」でなければなりません。

✕ 営業職

◯ 【土日祝休み/未経験から育てる】既存顧客メインのルート営業

このように、「どんな働き方ができるか(土日祝休み、残業なし)」という、求職者がスマホで検索しそうな言葉を【 】などで囲って職職名の手前に付け足す。

これだけで、求職者の画面に表示される回数も、パッと目が止まる確率もケタ違いに跳ね上がります。
以前も書きましたが、営業と一口に言ってもルート営業なのか飛び込み営業なのか全く伝わりません。これだとハードルがグンっと上がったままです。

具体策02:「仕事の内容」欄には、1日のタイムスケジュールを書く

求職者が応募をためらう最大の理由は、「入社した後、自分がそこでどんな1日を過ごすのかイメージできないから」です。

多くの求人票の「仕事の内容」欄には、「〜の製造」「〜の販売業務全般」としか書かれていません。これでは、未経験の人は怖くて応募できませんよね。

そこでおすすめなのが、「1日のタイムスケジュール」をそのまま文章にして載せてしまう方法です。文字数が許す限り、リアルに書いてみてください。

【仕事の内容・記載例】
「最初は先輩の横について仕事の流れを覚えることからスタート!ノルマは一切ありません」

08:30 朝礼・社内清掃・チームでのミーティング

09:00 既存のお客様へ、定期フォローのお電話

12:00 お昼休憩(お弁当を持参する人、外食する人、それぞれ自由に過ごしています)

13:00 先輩と一緒に車で2〜3件のお客様を訪問(ルートは固定です)

16:30 帰社、日報の入力と明日の準備

17:30 定時退社!残業は月平均5時間以下です

どうでしょうか。
これがあるだけで、「あ、これなら自分にもできそうかも」「お昼は自由に過ごせるんだな」と、働く姿が立体的にイメージできるようになります。

具体策03:「会社の特長」欄は、社長の想いではなく「社員の生の声」を書く

求人票の一番下にある「会社の特長」の欄。
ここを「業績好調、安定したアットホームな企業です」といった、どこの会社でも使えるようなテンプレ文章で埋めていませんか?

残念ながら、求職者はそういう「会社側の綺麗ごと」を見飽きています。
本当に知りたいのは、「中で働いている社員の本音」です。

ここには、ぜひ社内のメンバーからヒアリングした「リアルな声」を1行添えてみてください。

✕ 業績好調。未経験者にも親切丁寧に指導します。明るくアットホームな職場です。

◯ 「前職より家族と夕飯を食べる回数が増えました(入社2年目・30代)」そんな社員が多い会社です。所長をはじめ、面倒見のいい先輩ばかりなので、未経験からでも安心して馴染めます。

主語を「会社」から「社員」に変える。
これだけで、求人票の「冷たい紙切れ感」が一消え去り、血の通った温かいメッセージに変わります。

ハローワークの求人票は「最強の無料広告」です。
ハローワークは、掲載料も更新料も一切かかりません。どれだけ文字を書き換えても無料です。

これって、見方を変えれば「日本で一番大きな、無料で出せる広告枠」なんですよね。
そんな素晴らしい場所を、ただの条件書き(募集要項)で終わらせてしまうのは、本当にもったいないと思いませんか?

ハローワークの求人票で、自社の魅力をしっかり言葉にできるようになれば、それがそのまま、将来作る「採用サイト」の強力な骨組みになります。

まずは、あの狭い枠を「求職者へのラブレター」だと思って、まずは1行だけでも書き直してみませんか?
きっと、これまでとは違う出会いが生まれるはずです。

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EDITOR 福原 勘二 代表取締役会長兼CEO(最高経営責任者) エグゼクティブ・ビジネスデザイナー 兼ストラテジックパートナー

1961年生まれ。広島県広島市出身。広島修道大学中退後、リクルート、カーディーラーの採用・教育担当を経て、企業内の体質改善・採用・教育コンサルタント会社として、1991年2月有限会社オフィスCAN(現 株式会社カンドウコーポレーション)を設立。その後思い切った業態転換により、クリエイティブファームとしてのポジションを確立する。

福原 勘二のプロフィール

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