採用支援で一番危険なのは、アドバイスだけすることです
採用支援で一番危険なのは、アドバイスだけすることだと思っています。
こう書くと偉そうですね。(^^;
でも、長年採用に関わってきて、本当にそう思うんです。
昔、ある会社の採用を手伝っていた時のことです。依頼されたのは採用活動の全般的な支援でした。
ところが採用というのは不思議なもので、求人広告だけ見ていても何も分からない。
会社説明会もある
採用パンフレットもある
DMもある
面接もある
内定者フォローもある
結局、全部繋がっているんです。
採用の仕事をしていると、不思議なことがあります。
最初は求人媒体やホームページの相談だったはずなのに、だんだん別の話になっていくんです。
求人媒体の見直しを考えています
採用サイトを作り変えたいです
そんな話から始まります。
ところが話を聞いていくと、実は社内で求める人物像が揃っていなかったりする。
社長と現場の考え方が違っていたりする。
社員さんが会社の魅力を説明できなかったりする。
そうなると、求人媒体だけ変えてもあまり意味がありません。
だって根っこが別の場所にあるんですもん。
私はこれを何度も見てきました。
だから最近は、相談を受けるとまず話を聞きます。
社長の話を聞く
社員さんの話を聞く
現場の話を聞く
その会社で何が起きているのかを知ろうとする。
昔はこれを当たり前にやっていました。
でも今振り返ると、それが一番大事だったような気がします。
採用支援という仕事は、正解を教える仕事ではないと思っています。
求人媒体ならこれです。
採用サイトならこうです。
SNSならこうです。
そんな話だけなら簡単です。
でも現実の採用は、そんなに単純ではありません。会社ごとにそれぞれ事情が違います。
社長が違えば考え方も経験も違います。
社員さんが違えば、思考も行動も違います。
そもそも流れる文化が違います。
だから答えも違うはずです。
外から見ただけでは分からないことがたくさんあります。
だから私は現場に入ります。現場主義と言い続けて35年、ずっと現場に入ってきました。
採用支援で一番危険なのは、現場を知らないままアドバイスすることだと思っています。それは今も昔も同じです。
実は私、コンサルという言葉が大嫌いなんです。(笑)
いえ、自称コンサルタントが大嫌いなのかもしれません。(爆)
分かりやすくするために「採用コンサル」とか「集客支援コンサル」なんて言葉を使ってますが。
机上の空論を振りかざし、会議室で経営者相手にくっちゃべるだけっていうコンサルが嫌いなんです。
現場を知らずして偉そうに語るな!です。
【公式noteにて詳細公開中】
中小企業には中小企業の戦い方があります。採用コンサルなんていう机上の論理ではなく、関わってきた企業ごとで感じていた、リアルの話をnoteに書きました。
➔ noteを読む:『中小企業の採用は、大企業の真似をしてはいけない』
1961年生まれ。広島県広島市出身。広島修道大学中退後、リクルート、カーディーラーの採用・教育担当を経て、企業内の体質改善・採用・教育コンサルタント会社として、1991年2月有限会社オフィスCAN(現 株式会社カンドウコーポレーション)を設立。その後思い切った業態転換により、クリエイティブファームとしてのポジションを確立する。
福原 勘二のプロフィール