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人は、理解できないものを怖がる

私は、人はとにかく「自分が理解できないもの」を本能的に怖がる生き物だと思っているんです。
これ、人間としてめちゃくちゃ自然な防衛反応なんですよね。

例えば、体にちょっと気になる症状があって、初めて行く病院のドアを叩いたとします。
そこで診察室の先生が、こっちの顔も見ずに専門用語ばかりをまくしたてて話してきたら、どうでしょう?

めちゃくちゃ不安になりますよね。
仮にその先生が、業界内では「名医」として名高いすごい人だったとしても、です。

「をいをい、大丈夫かよ・・・」 「で、結局ボクの体はどうなってるの?」 って、心の中でツッコミを入れたくなるワケです。

逆に、どれだけ深刻で難しい内容であっても、こちらの目線まで降りてきて、分かる言葉で丁寧に噛み砕いて説明してくれる先生には、それだけで絶大な安心感を覚えます。

ちなみに、私のかかりつけ医は正直イマイチなんですけど(笑)、私の友達のドクターは、これがほんっとうに上手で分かりやすい。

いっそ彼を主治医にしたいくらいなんですけど、他県なのでいかんせん通うのが大変でして。
まぁ、そこは諦めるしかないんですけどね。(^^;

彼はいつも、医療のド素人である私に対して、絶妙な「例え話」を使って説明してくれるんです。
だから毎回、ストンと綺麗に肚落ちする。

これって、実はドクターの世界だけじゃなくて、世の中のあらゆる業種で全く同じことが言えます。

Webサイト制作もそう。 マーケティングもそう。 今話題のAIだってそう。

専門性が高ければ高い業界ほど、プロとしてのプライドがあるからか、どうしても「教科書的な正しい説明」をしようとしがちなんです。

でもね、実際にサービスを探している一般の人が求めているのは、そんなガチガチの正しさだけじゃありません。
何よりもまず「自分が理解できること」なんですよ。

ここをボタンの掛け違いみたいに間違えてしまうから、企業の発信はどんどん独りよがりで難しくなっていく。

例えば、よくある企業のホームページ。

これでもかと専門用語が並び、カタカナの横文字が踊っている。
作っている本人たちや業界内では、それが「普通の言葉」なんでしょうけど、初めてそのサイトを訪れた一般の人から見れば、宇宙語並みに意味が分からない(笑)。

そうなるとどうなるか。人は考えるのをやめて、秒で「理解を諦める」と思うんです。
だって、理解できない不気味なものに対して、人は本能的に「距離を取りたい」と感じる生き物ですから。

これは、企業の「採用(リクルート)」の現場でも、全く同じ罠が潜んでいます。

求人票や採用サイトを見ても、具体的な仕事内容がよく分からない。
一日のスケジュールや流れがリアルに見えない。
自分がそこで働いているイメージが、これっぽっちも湧かない。

そうなれば当然、応募なんてされるワケがありません。

「よく分からないから、なんとなく不安」 ただそれだけの理由で、優秀な人材を取りこぼしている会社が、世の中には五万とあります。
結局のところ、人間っていうのは、小難しい「論理」で納得するより前に、まず「安心」できるかどうかで心が動くワケです。

これ、私のセミナーの鉄板ネタでもあるんですけど、「不を払拭しよう」という話をよくしています。
世の中にある「不安」「不満」「不便」「不足」といった、あらゆる「不」の文字。

この「不」を綺麗に取り除いてあげるからこそ、人は「安心」を感じ、「満足」「便利」「充足」へと変わっていく。

だから、ビジネスにおいて本当に必要な能力っていうのは、難しいことをドヤ顔で語る力なんかじゃありません。
難しいことを、相手の目線に合わせて「分かる形」にカチッと変換する力なんです。

「それで分かる、だから安心する」という、綺麗な一本のラインにつなげてあげること。

私はこれを、プロとしての「翻訳力」だと思っています。

もちろん、自社の中に高い専門性や技術を持つことは大前提として重要です。
でも、その専門性を「相手が理解できる言葉」に翻訳して届けることができなければ、厳しい言い方をすれば、その価値は世の中に存在していないのと同じなんですよね。

もっと言っちゃうと、宝の持ち腐れです(笑)。

最近、AIの話題でも、やたらと難しいカタカナやアルファベットの専門用語ばかりが飛び交っています。

AEOだの、AIOだの。 LLM、LLMO、AIエージェント、ゼロクリック検索・・・。

うん、確かにテクノロジーとしてはめちゃくちゃ重要ですよ?
でも、発信者がそこで立ち止まって悦に浸ってしまうと、結局また「一部の分かる人たちだけで盛り上がる閉じた世界」になってしまう。

これじゃあ、ボクが大好きなビンテージランタンのマニアックな世界と全く同じです(笑)。

私はむしろ、誰もがAIを使いこなすようになるこれからの時代だからこそ、「誰にでも直感的に理解できること」の価値が、これまで以上に跳ね上がると思っています。

難しいことを難しく語るのは、実はそんなに難しくない。

本当に難しいのは、誰もが「あぁ、なるほどね!」と1秒で理解できる形にまで、徹底的にシンプルにすることです。

自称・言語化のプロを自認しておりますので(笑)、あなたの会社のその難しい専門分野、求職者やお客様に響く言葉への「翻訳」なら、ぜひカンドウコーポレーションにお任せくださいっ!(笑)

FAQ
なぜカンドウコーポレーションは取材を重視するのですか?
なぜカンドウコーポレーションは「言語化」を重視するのですか?

EDITOR 福原 勘二 代表取締役会長兼CEO(最高経営責任者) エグゼクティブ・ビジネスデザイナー 兼ストラテジックパートナー

1961年生まれ。広島県広島市出身。広島修道大学中退後、リクルート、カーディーラーの採用・教育担当を経て、企業内の体質改善・採用・教育コンサルタント会社として、1991年2月有限会社オフィスCAN(現 株式会社カンドウコーポレーション)を設立。その後思い切った業態転換により、クリエイティブファームとしてのポジションを確立する。

福原 勘二のプロフィール

採用サイト完全ガイド 連載中

採用サイトをつくる前に、
読んでほしい。

広島の採用担当者・経営者のための設計論。
テクニックではなく、本質から。全8章。

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082-509-3322 9:30 - 18:30

まず、「誰が嬉しいのか?」を
一緒に考えることから始めます。

表面的な症状ではなく、その奥にある構造から一緒に考えます。
ウェブ・デザイン・言語化・伴走。手段はその後についてきます。

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