AIは何を根拠に「おすすめ」を決めているのか?
AIは、感覚で「おすすめ」を選んでいるわけではありません。
かといって、人間のように直感や空気感で選んでいるわけでもないそうです。
色んなA君(私の中では男性です)と会話(壁打ち)していく中で、私なりに噛み砕いたものが今回のコラムの内容になります。
では何を見ているのか?
結論から言うと、AIは「理由」を見ています。
もっと言えば、「この人にはこの会社がおすすめです」と言い切れるだけの根拠があるかどうかを見ています。
例えばユーザーがこう聞いたとします。
「広島で地震に強い家を建てたいんだけど、どこがいい?」
このときAIは、ただ「耐震性に強い」と書いてある会社を選ぶわけではありません。
・どんな耐震性能なのか
・なぜそれが実現できるのか
・どんな人に向いているのか
・実際にそれを求めた人の事例があるのか
こういった「裏付け」を総合的に見て、「この会社なら答えになっている」と判断します。
つまりAIは、「情報の量」ではなく「意味のつながり」を見ているんです。
耐震性に強い → だから何? → 地震でも倒壊しにくい → 家族の命を守れる → 小さな子どもがいる家庭に向いている
ここまでつながって初めて、「おすすめする理由」が成立します。
逆に言えば、この「つながり」がなければ、どれだけ立派なことを書いていても、AIは選ばないそうです。
なぜなら「その会社を薦める理由が説明できないから」です。
AIは、検索結果のように「候補を並べる」存在ではありません。
ユーザーの問いに対して、「答え」を出す存在です。
だからこそ、
「誰に」
「何を」
「なぜ」
この3つが言語化されていない会社は答えとして成立しないということになります。
AIはサイトを見ているのではなく、その会社が「どんな価値を提供できるのか」を読み取ろうとしています。
そして、その価値が「特定の誰か」にちゃんと刺さる形で表現されているかどうかを見ています。
ここが曖昧だと、AIはこう判断します。
「いい会社かもしれないけど、誰にすすめればいいか分からない」
この時点で、候補から外れます。
これからのWebサイトは、「情報を載せる場所」ではなく、「推薦理由を成立させる場所」です。
AIに選ばれるというのは、テクニックではなく設計です。
「理由を言語化できているかどうか」、ここに尽きます。
カンドウコーポレーション 集客支援ページ 人が集まる仕組みをつくる
EDITOR
- 代表取締役会長兼CEO(最高経営責任者)
- エグゼクティブ・ビジネスデザイナー
- 兼ストラテジックパートナー
1961年生まれ。広島県広島市出身。広島修道大学中退後、リクルート、カーディーラーの採用・教育担当を経て、企業内の体質改善・採用・教育コンサルタント会社として、1991年2月有限会社オフィスCAN(現 株式会社カンドウコーポレーション)を設立。その後思い切った業態転換により、クリエイティブファームとしてのポジションを確立する。