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なぜ今、経営にデザインが必要なのか

最近、「デザイン経営」という言葉をよく聞くようになったのは
なぜ私はデザイン経営という言葉に違和感があるのかで書いた通りです。

ただ、この言葉を聞くたびに思うことがあります。
なぜ今、経営にデザインが必要だと言われるようになったのか。
これは単なる流行ではないと思っています。

理由は至ってシンプルです。

「良いものを作るだけでは選ばれなくなった」からです。

昔は、品質が良ければ売れましたし、技術があれば差別化できました。

情報も限られていたので、比較される量も今ほど多くありませんでした。

でも今は違います。

検索すれば情報はすぐ出てくる。
比較サイトもある。
SNSもある。
AIもある。

顧客は大量の情報の中で判断しています。

つまり、「分かりやすく伝わること」そのものが競争力になっている。

ここが大きな変化です。

例えば、どれだけ技術力が高くても、何が強みなのか(私にとっていいのか、合うのか)分からなければ選ばれません。

どれだけ実績があっても、自分に関係あると思えなければ問い合わせにはつながりません。

つまり、価値そのものよりも、「価値の伝わり方」が重要になっている。

ここにデザイン思考が必要になってはていると感じています。

ここで言うデザインとは、単なるビジュアルではありません。

誰に向けるのか
何を伝えるのか
どんな順番で理解してもらうのか
どう感じてもらうのか

そこまで含めた設計です。それをデザイン思考という言葉で端的に言っているだけです。

私は、採用も、集客も、ブランディングも、全部同じ構造だと思っています。

どれも、「選ばれる理由」を作る仕事だからです。

例えば採用。

今は条件だけで人が来る時代ではありません。

会社の考え方
そこで働く意味
会社の空気感

そこまで含めて見られています。

これは顧客も同じです。

価格だけでは決まりません。「なぜこの会社なのか」「なぜここに頼むべきなのか」、この「理由」が必要になっています。

つまり、経営そのものが、「どう選ばれるか」の設計になってきている。

だから今、経営にデザインが必要なんだと思います。

私は、デザインとは装飾ではなく、「理解してもらうための技術」だと思っています。

迷わせない
伝わる
判断しやすい

そこまで整理して初めて、人は動きます。

AI時代になり、この流れはさらに加速していってます。

情報が増えるほど、整理されている会社が強くなる。

逆に言えば、ただ情報を並べているだけでは埋もれていく。

だからこそ、これからの経営には、「どう作るか」だけではなく、「どう伝わるか」を考える視点が必要なんだと思っています。

どう伝わるか、ここがクリエイティブの腕の見せ所です。(*^^)v

EDITOR

福原 勘二
  • 代表取締役会長兼CEO(最高経営責任者)
  • エグゼクティブ・ビジネスデザイナー
  • 兼ストラテジックパートナー

1961年生まれ。広島県広島市出身。広島修道大学中退後、リクルート、カーディーラーの採用・教育担当を経て、企業内の体質改善・採用・教育コンサルタント会社として、1991年2月有限会社オフィスCAN(現 株式会社カンドウコーポレーション)を設立。その後思い切った業態転換により、クリエイティブファームとしてのポジションを確立する。

福原 勘二のプロフィール
082-509-3322 10:00 - 19:00

まず、「誰が嬉しいのか?」を
一緒に考えることから始めます。

表面的な症状ではなく、その奥にある構造から一緒に考えます。
ウェブ・デザイン・言語化・伴走。手段はその後についてきます。

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