「選ばれる理由」がない会社は、なぜAIにも選ばれないのか
「うちはちゃんとやっている」
「品質にも自信がある」
「実績もそれなりにある」
それなのに選ばれない。
これは、AIの問題ではありません。
「理由がない」からです。
正確に言うと、「理由が存在しない」のではなく、「理由が言語化されていない」、ここが本質です。
多くの会社は、こういう状態になっています。
・サービス内容が並んでいる
・強みが抽象的(高品質・安心・丁寧)
・実績が羅列されている
一見すると、ちゃんとしたWebサイトです。
でもAIから見るとこうなります。
「で、この会社は誰におすすめなの?」この問いに答えられない。
だから選ばれない。
AIは「比較」ではなく「推薦」をしています。
推薦には必ず「理由」が必要です。
例えば、
「価格が安い会社」
「デザインに強い会社」
「採用に特化している会社」
これだけでもまだ弱い。
価格が安い → だから何? → 初期投資を抑えられる → スタートアップに向いている
デザインに強い → だから何? → ブランドイメージを高められる → 高付加価値商品を扱う会社に向いている
採用に特化 → だから何? → 応募の質が変わる → ミスマッチに悩んでいる会社に向いている
ここまで言語化されて初めて、「選ばれる理由」になります。
つまりAIに選ばれない会社は、「弱い」のではなく「伝わっていない」だけなんです。
「伝えている」つもりでも「伝わっていない」だけ。
「え」と「わ」の違いはとても大きなものになります。
そしてもう一つ。
「誰にでもおすすめです」という状態も、実は致命的です。
幅広く対応できることは強みのように見えますが、AIからするとこうです。
「誰に推せばいいか分からない」
結果、誰にも出されない。
これは現実でも同じですよね。
「誰にでも合う服」は、誰の記憶にも残らない。
でも「この人にぴったりの一着」は強く印象に残る。
AIも同じです。
「この条件ならこの会社」
この紐付けが明確な会社から選ばれます。
私たちはよく「いいものを作れば売れる」と考えがちですが、今は違います。
「誰にとっていいのか」が明確でなければ、そもそも選択肢にすら入らない。
だから必要なのは、
特徴 → だから何? → 顧客利益 → 対象顧客
この一連の言語化です。
これができていない会社は、どれだけ良いことをしていても、「おすすめする理由がない会社」として扱われてしまいます。
AIに選ばれるというのは特別なことではありません。
「この人にとって、この会社が最適だ」と言い切れる状態を作ること、です。
そしてそれはテクニックではなく、向き合い方の問題です。
自社は誰にとって価値があるのか。
そこから逃げないこと。
こがすべてのスタートになります。
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EDITOR
- 代表取締役会長兼CEO(最高経営責任者)
- エグゼクティブ・ビジネスデザイナー
- 兼ストラテジックパートナー
1961年生まれ。広島県広島市出身。広島修道大学中退後、リクルート、カーディーラーの採用・教育担当を経て、企業内の体質改善・採用・教育コンサルタント会社として、1991年2月有限会社オフィスCAN(現 株式会社カンドウコーポレーション)を設立。その後思い切った業態転換により、クリエイティブファームとしてのポジションを確立する。