2011年7月 4日(月)21:00
サトナオさんに嫉妬
ボクはあまり人に嫉妬しない方だと思っています。ま、今までの人生を振り返ると嫉妬とコンプレックスが生きる糧になっていた時期もありましたけどね。(^^;
そんな嫉妬をしないハズのボクですが、同い年の「サトナオ」さんこと佐藤尚之さんにか~なり嫉妬してます。嫉妬というか、憧れというか、畏怖の念というか・・・ま、そんな感じです。
元電通マンにして、電通時代から様々な書籍を出版し、あの電通内に「サトナオ・オープン・ラボ」を作ったり(本人の希望ではなく、会社の意向として)、鳩山内閣時代には鳩山元首相にソーシャル・メディアがなんたるかをレクチャーし、活用を伝授されたり(ご本人は謙遜からそういう言い方はされないけれど)、今回の東北大震災では内閣府に提案し「震災ボランティア連携室」をいち早く設立に動かれたり・・・。
もう書ききれないくらいの大活躍ぶりですが、このさとなおさんの凄いところは謙虚さと、周りを巻き込む吸引力だったり、モチベートするパワーだったりします。
で、仕事人間かといえばそうではなくて、クレージーケンバンドのケンさんに憧れライブに行きまくったと思えば、食通で食紀行本を何冊も執筆されたり。落語から演劇鑑賞、バレエ鑑賞・・・とその趣味の多さと造詣の深さに舌を巻くほどです。
しかもどこに時間があるのだろ?というスケジュールの中、仕事と趣味をしっかりと両立されているちょっとしたスーパーマン並みなんですよね。
初めてさとなおさんのブログを見つけた時、かなりの時間読み漁りました。
か~なり過去にまで遡って読んだのを覚えています。
そして同い年だと知った時、もうショックというか、こんな人が同じ業界に居てくれたことに感動もしましたし、感謝もしました。「なんじゃ、コリャ」by 松田優作
何故今更サトナオさんのことを書こうかと思ったのか。別にブログのネタの困ったワケでなく、アドマンとしてのちっちゃな括りではなく、人間「佐藤尚之」氏の大きさをみんなでシェアしたいと思ったからに他なりません。是非、彼のブログやツイッター、書籍を目にしていただきたいと思います。
「頭の中を覗いてみたい」って言われたことは一度や二度ではありませんが、ボクの頭の中なんてエロい妄想(爆)がうごめいているくらいのもんです。
でもボクは真剣にサトナオさんの頭の中を覗いてみたいと思います。
発想力が豊かな人はいっぱい居ます。でも発想するだけの人が多いのも事実。
サトナオさんは発想するだけではなく、自らが動く。そして周りを巻き込み、いつしか大きなうねりを生み出しています。その源にあるのは何なのか・・・。ボクの最大の感心事です。
一度しかお逢いしたことはなく、一緒にビジネスをしたことは当然ありません。この先もないかもしれません。でも「いつの日か・・・」と夢見てしまう、そんな人なんですよね。
こんな人のことを人間力がある人って言うのだと思います。
40代最後の日の一日前。平たく言うと前々日。(笑)
東京の夜景を眺めつつ、この夜景のどこかでサトナオさんも頑張ってるんだろうな~って思っただけで、俄然やる気になるから不思議です。 忙しい人なので東京には居ないかもしれませんが。
自分のしたいこと、自分にしかできないこと、自分の活かし方・・・。
40代の福原勘二ではなく、50代の福原勘二のミッションは何なのか・・・。
広島ではなく、東京で50代最初の一日を迎えるのも何かの導きかもしれません。
サトナオさんに嫉妬するばかりじゃなく、サトナオさんがちょっぴり嫉妬してくれる男になるには、この50代の過ごし方、生き方が問われるのだと思ってます。
まだまだ走り続けますよ~。