小田 英男
HIDEO ODA
  • COO(最高執行責任者)
  • アートディレクター兼デザイナー
1993年入社

デザイン思考のプランニングが武器

1965年生まれ。広島県広島市出身。
近畿大学工学部を中退後、自動車業界に就職するが、学生時代同じロックバンドのメンバーだった、当時バンドのリーダー福原から起業(予定)の話を聞かされ、当時冗談交じりに語り合った「ターニングポイント(当時のバンド)みたいな会社が一緒にできたらいいなあ」という夢を実現するために、修行のため地元の印刷会社に転職。

「工学部」中退と言う経歴からフィニッシュワークの部署に配属。
仕事をこなす傍ら、独学でデザインを勉強し、「Design Box DO」を作り入社前の1年半はサラリーマンをやりつつ、夜は「Offiece CAN」(当時)の業務をする 「二足のわらじ」。


平成6年にカンドウコーポレーションに合流。
今となっては福原以外ではカンドウの初期を知る唯一のメンバーである。

「Office CAN」と「Design Box DO」が合体し、「CANDO」。
「CANDO」を「カンドウ」と読み、「カンドウコーポレーション」が産声を挙げることに。

現在のポジションはアートディレクターとして、ほぼ全制作物のクリエイティブをチェックするが、まだまだ最前線で自分のデザインでも勝負している。

一人のデザイナーでありつつも、決してアーティスト(自己満足)にはならず、常にクライアントとその向こう側に居るお客さまを見据えるデザインを心掛け、自らがクライアントと対峙・ヒアリングし、プランニング、そしてデザインと、コーディング以外の全てをワンストップで提供できる。

特にクライアントとの打ち合わせはプランナーとは一味違った、デザイナーならではの「ユーザーへの見え方・伝わり方」を意識した提案手法により、その場で絵柄やデザインを決めることができるデザイナーとしての武器を如何なく発揮。
箱根町観光協会さんはその代表格で、クライアントになっていただいて10年以上箱根に通い続ける。
社内ではこの出張を “温泉” と言われているが、毎月通っているにも関わらず一度も温泉に入ったことはない。(笑)


グラフィックデザイナーとしてスタートし、その後Webデザインを手掛けるようになった経緯から、パンフレット、ポスター、折込チラシ、新聞広告に至るまで、あらゆるグラフィックデザインを制作してきたノウハウをWebにも活かし、「キレイにまとめるデザイン」ではなく、ユーザ視点に立ち、戦略的導線を意識するWebデザインを得意とする。


バンド時代から数えると40年以上の長きに亘り、福原の「相棒」として支え、支えられる仲。
性格はほぼ真逆な部分は多いが、二人の真ん中にある根っこは一緒。
実は社内は「会長派」と「社長派」に分かれる。(笑)
が、その社長は会長派というオチはもう長年使い続けているネタだが、それくらい争いがない関係性で福原に「うん」と言わせる技術は他の誰も真似できない。

趣味は漫画。誰がなんと言っても漫画。
自宅を建てる時に「漫画部屋」だけは絶対に譲らなかった。蔵書は2,000冊を優に超える。
フィギュアを会社のバソコン周りに並べ、ひとり悦に入る。ガンダムを語り始めると長い。

自宅は通称猫屋敷。9匹の猫を育て猫と寝る日々。酷い猫の毛アレルギーの福原は外観しか見たことはなく、「一生このまま訪れることはないだろう」(福原談)とはごもっとも。(笑)

自宅に戻った時、寄ってきてすりすりする猫、一定の距離を保ちつつ迎えてくれる猫、無関心な猫、と様々な迎え方をしてくれるが、どの猫も均等に可愛い。まさに「癒しのひと時」。
癒しと言えば温泉巡りは欠かせない。
猫の世話があるため近場の日帰り温泉にはなるが、日々の疲れを癒すのに温泉ほど効果があるものはない。
いや、猫の癒し効果も高いし・・・。

温泉にゆっくり浸かって、自宅に戻ったら猫に囲まれる。手には漫画。
そうだ、これこそが「サステナブル(持続可能な)ヒーリング(癒し)」だ。

082-509-3322