2009年3月31日(火)10:56
不況もまたよし
「不況もまたよし」と言われたのはあの天下の松下幸之助翁。
「好景気もよろしいが、不景気はさらにいい」と言われたとか。
まだ心の底からそう思うには至っていませんが、何となく分かる気がしてきてます。
不況だからこそ、知恵を絞り、思いを巡らせ、それを具現化する方法を模索します。
本来ならば好景気の時に「景気は循環するもの」と知り、不況に備えるべきですが、なかなか松下翁のようにいかないのもまた事実。
でもほんっと考えるようになりました。今まで考えてなかったワケじゃありませんが、深さなり幅なりが違ってきてる気がします。
「こんな不況でもちゃんと収益を上げている企業もあるんだよ」と言われても、ピンっと来なかった時期に比べたら、そういう企業とカンドウは何が違うんだろ?と考えている自分がいます。
決定的に違うのは経営者でしょうか。(^^;
ウチのような規模であれば、良くも悪くも経営者次第。
大昔に読んだ近藤建社長の著作「会社は社長次第」を思い出します。
新潟の近藤社長に逢いに行った機中、涙ながらに読み進み、当時の広島西空港に迎えに来てくれた小田に対して、「オレ、越えたい壁がある」と話したのはハッキリと覚えています。
売上の壁しかり、経営の壁しかり。
時間は掛かりましたけど、確実にその壁も越えてきました。
察するにボクは不器用なタイプなんでしょうね。
人よりも時間が掛かることだってあります。
もちろん「オレって天才?(笑)」と思うくらい器用な部分も持ち合わせているのは、AB型のせいでしょうか。(^^ゞ
不器用な自分が他の真似をしてもダメ。
自分なりのスタイルの確立に時間は掛かるかもしれませんが、そのスタイルが自分には合ってるような気がしています。
自分のスタイル・・・。
起業して18年。ちょっとだけ見えて来ました。
えっ?遅すぎですか?(爆)