2008年3月 6日(木)15:23
特別扱い
世の中、格差社会という言葉が色んなところに飛び交っていますが、特に最近目に付くのが「富裕層マーケティング」という言葉です。正に格差を表している言葉ですね。(^^;
一般に高額所得者といえば年収で約3000万円以上の方で、富裕層になると金融資産が1億円以上の方を言うそうです。ボクには当然縁遠い言葉ですが。(笑)
ボクの周りの経営者の中にも、富裕層に楽々と入る方もいらっしゃいますが、そういう方たちのためだけの情報誌が届くみたいで、載っている商品も1,000万とか一桁も二桁も違う金額が並びます。
それをボクから通信販売やネット販売で買うかの如く、買われるのでしょうか?(謎)
今回は富裕層マーケティングに言及したいワケではなく、人は特別扱いに弱いっていう話をしたいと思います。
かく言うボクもモロその一人ですが・・・。(^^ゞ
例えばホテルにチェックインする際、メンバーカードを差し出すと、名前のみを記帳すればいいサービスを提供されているホテルも増えてきました。チェックインの際の混雑を未然に防ぎ、効率化を図るという目的もあると思いますが、特別扱いになるとそのサインさえもしません。いわゆる顔パスです。
「お疲れさまでした、福原さま」と名乗る前にホテルマンに言われて、そして鍵を手渡される。フロントに人が並んでいても鍵を渡しにわざわざボクのところまで来てくれたり。
新しいフロントマンが入っても、申し送りしてあるのか全員からこういう特別扱いを受けます。
横のゲストは「ん?」っていう顔をされてる場合もありますが、正直言って気持ちいいものです。
ネットで予約しようと思ったら全室満室。でも出張は決まってるし・・・と思って、ダメ元で電話してみる。名乗る前は「申し訳ありません、学会があるらしく満室で・・・」と言っていたのが、名乗った途端、「いつものお部屋より狭くなりますけど、それでも宜しければ何とかさせていただきます」って。
正に特別扱いですよね。
確かにその地区に出張の際は必ずそこのホテルに泊まっていますし、常連と言えばかなりの常連かもしれません。
多分、ボクみたいなヤツが放っておいてでもクチコミするタイプなんでしょうね。(笑)
頼まれてもいないのに紹介もしますし、プラスのクチコミもします。実際、メンバーの旅行のために部屋を取ってやったこともありますし、わざわざ電話で一言添えたり。
その時も対応が全然違ったって聞いてます。
最近はめっきり飛行機での移動がなくなりましたけど、例えば優先搭乗ができるのは小さな子ども連れや乗務員のアテンドが必要な方たちの他に、例えばANAの場合、「スターアライアンス・プレミアム・メンバー」の方、スーパーシートを利用する方、と完全にステータス性を持たせています。
楽天市場でも、「シルバー会員」「ゴールド会員」「プラチナ会員」と分れていて、当然プラチナ会員には特別扱いがあったりもします。
見渡せば「特別扱いビジネス」が溢れているんですよね。
何かここにビジネスのヒントがあるような気がしてなりません。
一般に高額所得者といえば年収で約3000万円以上の方で、富裕層になると金融資産が1億円以上の方を言うそうです。ボクには当然縁遠い言葉ですが。(笑)
ボクの周りの経営者の中にも、富裕層に楽々と入る方もいらっしゃいますが、そういう方たちのためだけの情報誌が届くみたいで、載っている商品も1,000万とか一桁も二桁も違う金額が並びます。
それをボクから通信販売やネット販売で買うかの如く、買われるのでしょうか?(謎)
今回は富裕層マーケティングに言及したいワケではなく、人は特別扱いに弱いっていう話をしたいと思います。
かく言うボクもモロその一人ですが・・・。(^^ゞ
例えばホテルにチェックインする際、メンバーカードを差し出すと、名前のみを記帳すればいいサービスを提供されているホテルも増えてきました。チェックインの際の混雑を未然に防ぎ、効率化を図るという目的もあると思いますが、特別扱いになるとそのサインさえもしません。いわゆる顔パスです。
「お疲れさまでした、福原さま」と名乗る前にホテルマンに言われて、そして鍵を手渡される。フロントに人が並んでいても鍵を渡しにわざわざボクのところまで来てくれたり。
新しいフロントマンが入っても、申し送りしてあるのか全員からこういう特別扱いを受けます。
横のゲストは「ん?」っていう顔をされてる場合もありますが、正直言って気持ちいいものです。
ネットで予約しようと思ったら全室満室。でも出張は決まってるし・・・と思って、ダメ元で電話してみる。名乗る前は「申し訳ありません、学会があるらしく満室で・・・」と言っていたのが、名乗った途端、「いつものお部屋より狭くなりますけど、それでも宜しければ何とかさせていただきます」って。
正に特別扱いですよね。
確かにその地区に出張の際は必ずそこのホテルに泊まっていますし、常連と言えばかなりの常連かもしれません。
多分、ボクみたいなヤツが放っておいてでもクチコミするタイプなんでしょうね。(笑)
頼まれてもいないのに紹介もしますし、プラスのクチコミもします。実際、メンバーの旅行のために部屋を取ってやったこともありますし、わざわざ電話で一言添えたり。
その時も対応が全然違ったって聞いてます。
最近はめっきり飛行機での移動がなくなりましたけど、例えば優先搭乗ができるのは小さな子ども連れや乗務員のアテンドが必要な方たちの他に、例えばANAの場合、「スターアライアンス・プレミアム・メンバー」の方、スーパーシートを利用する方、と完全にステータス性を持たせています。
楽天市場でも、「シルバー会員」「ゴールド会員」「プラチナ会員」と分れていて、当然プラチナ会員には特別扱いがあったりもします。
見渡せば「特別扱いビジネス」が溢れているんですよね。
何かここにビジネスのヒントがあるような気がしてなりません。
サヨナライツカという小説の中で
オリエンタルバンコクというホテルを世界一のホテル
というくだりで・・・
ここが世界一といわれる由縁は、最高の心からのおもてなしが出来ていてホテルの一人一人の意識が高く、家に帰って来たような安心感や空気感を与えてくれるところにあるっていうような意味の(表現はちがいますが)言葉がありました。
前回の福原さんのブログを読んでて思い出しました。
確かによく使うお店やホテルってありますよね
少々の無理も聞いてもらえて安心して知人をつれていけて・・
楽しく心地いい時間をすごすためには必要不可欠ですよね
こちらも紹介したり一緒に行く際には、それなりの方をって
思いますし・・・信頼してる方で同じ価値観の方はまた
さらにいい関係を保ってくれて・・・また広げてくださって・・
特別扱いってお金だけではないものですよね
そこには信頼関係や双方にありがとうって想いがある気がします
最近・・・お掃除のお仕事を誇りをもってしてる方に出会いました
その方は大型ショップのトイレを舐めても大丈夫なくらいぴかぴかにするって目標を持っていて・・・
どんなに疲れていても人数が足りなくて 臨時出勤を頼まれたら
トイレが汚くてお客さんが不愉快になるのがたまらないからって
出社します。トイレは待ってくれないのよって笑いながらです。
意識が高いってどんな職種でも大事で尊敬に値することだと
改めて思いました。
話しそれてしまってるかな(笑)
わたしには・・・ビジネスもサービス業も
個々の意識の高さがあれば特別扱いされてるような
気持ちのよさを味わってもらえる気がします。
>hirokoさん
> サヨナライツカという小説の中で
> オリエンタルバンコクというホテルを世界一のホテル
> というくだりで・・・
このホテルってマンダリンオリエンタルのことなんでしょうね。
ボクが去年そのポスピタリティに感動したホテルです。あ、もちろん東京の方ですけどね。
結婚式の参加だったのですが、世界で初の6つ星ホテルは伊達じゃなかったです。
格式があって、威厳もあるんだけど、でもそれでいて何か優しさや寛ぎを感じる空間でした。
しかも書かれているように、ホテルマンの意識の高さは凄かったです。(^^)
お掃除のプロの方のお話もそうですけど、結局は「意識」なんでしょうね。
テクニックなんてものは、後からついてきますしね。
> わたしには・・・ビジネスもサービス業も
> 個々の意識の高さがあれば特別扱いされてるような
> 気持ちのよさを味わってもらえる気がします。
ボクもクライアントに「絶対の安心感」を持っていただきたいと常々思っていますけど、
それが特別扱いに繋がっていただけると嬉しいんですけどね。(^^)