2008年2月28日(木)23:07
リッツカールトンと比べるワケじゃないけど、
今回は2連チャンのセミナー講師でした。しかも二つとも今回が最終回。
いつもそうですが、最終回の前夜は色んなことを思い巡らせますし、緊張という意味では初回と同じくらい緊張するものです。
もちろん愉しみでもあるんですけどね。
広島でのセミナーを無事終え、それから神戸に移動です。
新幹線から地下鉄に乗り換え、クライアント先の傍のホテルに泊まるワケですが、ここのホテルにはいつもガッカリさせられているんです。そこそこのホテルのハズなんですけどね。(^^;
例えばインターネット環境が有料なのは仕方ないとして、LANケーブルを差し込む場所が部屋によって違ったり、インターネットの接続方法が明記してなかったり、フロントに電話して問い合わせてもとても分り難い説明をされます。
そして今日、何よりも「サービス業にあらず」と感じたことがありました。
前述の通り、最終回を二つ迎えることに、そして明日の受講生による役員プレゼンの成功を祈念して、前々から気になっていた神戸牛のステーキを食べようと愉しみにしていました。
チェックインしてすぐ行けばよかったのですが、いつもの癖でまずはメールチェックをします。特に今回は明日のプレゼンのレジュメが飛び交っていましたので、インターネットアクセスに四苦八苦したせいもあり、いつもより多めに時間が掛かってしまいました。
最上階のステーキラウンジの営業時間をチェックすると、21時ラストオーダーの、21時半クローズになっていました。
時計を見ると、20時50分。
微妙だなあって思いつつ、フロントに電話をしてみました。
ラウンジ直通電話番号が書いてないのも問題ですけどね。(^^;
そこで「すみません、上のステーキラウンジってまだ大丈夫ですか?」と訊いたところ、帰って来た言葉に「?」でした。
「ぼちぼちラストオーダーなので・・・(無理ですね)」
「隣のバーラウンジでしたら軽食はご用意できます」
この階から最上階まで、どんなにダラダラしても1~2分で到着です。
まずは「ラストオーダーは21時となっていますが、ちょっとラウンジに問い合わせてみますね」の一言がなんで言えなかったんでしょうね。どんなに安く見積もっても1万円は軽く超えるお客さまのハズです。
しかもフロントの勝手な判断で断っています。
ダメ元でラウンジに電話して確かめてくれていたら、ボクも違った気持ちになったかもしれません。
もしかしたら今日のステーキラウンジの売上目標に後1万あったら到達できていたかもしれません。
そんなんないにしても、宿泊代だけではなく、飲食費が増えることによって客単価は上がるんです。
こっちも「ギリギリで申し訳ないなあ」って思ってフロントに電話してるから、少しへりくだって喋っているワケです。
もし「ラウンジも是非にと申しておりますので、お席をご用意させていただきます」の一言があったら、ボクのことですから「ごめんさない、遅くから・・・」と言いつつお店に入ったことでしょう。
そこで「いえいえ、ごゆっくりとされてください」な~んて言われたら、ハーフボトルでいいかなって思っていたワインもちょっと高めのフルボトルをオーダーしたかもしれません。(笑)
そう考えると1万どころか2万だって達してしまいます。
もう一つ。「軽食はご用意できます」という言葉。ステーキを食べたいと思っていたお客さまに軽食を薦めるとは。(^^;
今日のセミナーでも喋ったのですが、3C分析とプロデューサー視点は同じ視点です。
3つのCはカンパニー(自社)のC、カスタマー(お客さま)のC、コンペティター(ライバル)のCです。そしてプロデューサーに必要な視点は顧客視点であり、ライバル視点であると思っています。
今のボクの小さな憤りは顧客視点からです。
で、ライバル視点で見るとここには数多くのビジネスチャンスが転がっていますよね。
分りやすい例は営業時間をこのホテルより遅くするというのが挙げられます。もちろんまだまだありますけど。
ボクの大好きなホテル、リッツカールトンと比べるワケではありませんが、サービス業という言葉の意味をもっともっと考えていただきたいと思いました。
このホテルの接遇研修、クレド研修をさせてくれないかなあ。かなりストレスを感じるホテルですので、むっちゃ遣り甲斐はありそうなんですけどね。(笑)
ステーキは食べられませんでしたけど、明日の受講生の皆さんの役員プレゼンが成功しますように。(祈)
いつもそうですが、最終回の前夜は色んなことを思い巡らせますし、緊張という意味では初回と同じくらい緊張するものです。
もちろん愉しみでもあるんですけどね。
広島でのセミナーを無事終え、それから神戸に移動です。
新幹線から地下鉄に乗り換え、クライアント先の傍のホテルに泊まるワケですが、ここのホテルにはいつもガッカリさせられているんです。そこそこのホテルのハズなんですけどね。(^^;
例えばインターネット環境が有料なのは仕方ないとして、LANケーブルを差し込む場所が部屋によって違ったり、インターネットの接続方法が明記してなかったり、フロントに電話して問い合わせてもとても分り難い説明をされます。
そして今日、何よりも「サービス業にあらず」と感じたことがありました。
前述の通り、最終回を二つ迎えることに、そして明日の受講生による役員プレゼンの成功を祈念して、前々から気になっていた神戸牛のステーキを食べようと愉しみにしていました。
チェックインしてすぐ行けばよかったのですが、いつもの癖でまずはメールチェックをします。特に今回は明日のプレゼンのレジュメが飛び交っていましたので、インターネットアクセスに四苦八苦したせいもあり、いつもより多めに時間が掛かってしまいました。
最上階のステーキラウンジの営業時間をチェックすると、21時ラストオーダーの、21時半クローズになっていました。
時計を見ると、20時50分。
微妙だなあって思いつつ、フロントに電話をしてみました。
ラウンジ直通電話番号が書いてないのも問題ですけどね。(^^;
そこで「すみません、上のステーキラウンジってまだ大丈夫ですか?」と訊いたところ、帰って来た言葉に「?」でした。
「ぼちぼちラストオーダーなので・・・(無理ですね)」
「隣のバーラウンジでしたら軽食はご用意できます」
この階から最上階まで、どんなにダラダラしても1~2分で到着です。
まずは「ラストオーダーは21時となっていますが、ちょっとラウンジに問い合わせてみますね」の一言がなんで言えなかったんでしょうね。どんなに安く見積もっても1万円は軽く超えるお客さまのハズです。
しかもフロントの勝手な判断で断っています。
ダメ元でラウンジに電話して確かめてくれていたら、ボクも違った気持ちになったかもしれません。
もしかしたら今日のステーキラウンジの売上目標に後1万あったら到達できていたかもしれません。
そんなんないにしても、宿泊代だけではなく、飲食費が増えることによって客単価は上がるんです。
こっちも「ギリギリで申し訳ないなあ」って思ってフロントに電話してるから、少しへりくだって喋っているワケです。
もし「ラウンジも是非にと申しておりますので、お席をご用意させていただきます」の一言があったら、ボクのことですから「ごめんさない、遅くから・・・」と言いつつお店に入ったことでしょう。
そこで「いえいえ、ごゆっくりとされてください」な~んて言われたら、ハーフボトルでいいかなって思っていたワインもちょっと高めのフルボトルをオーダーしたかもしれません。(笑)
そう考えると1万どころか2万だって達してしまいます。
もう一つ。「軽食はご用意できます」という言葉。ステーキを食べたいと思っていたお客さまに軽食を薦めるとは。(^^;
今日のセミナーでも喋ったのですが、3C分析とプロデューサー視点は同じ視点です。
3つのCはカンパニー(自社)のC、カスタマー(お客さま)のC、コンペティター(ライバル)のCです。そしてプロデューサーに必要な視点は顧客視点であり、ライバル視点であると思っています。
今のボクの小さな憤りは顧客視点からです。
で、ライバル視点で見るとここには数多くのビジネスチャンスが転がっていますよね。
分りやすい例は営業時間をこのホテルより遅くするというのが挙げられます。もちろんまだまだありますけど。
ボクの大好きなホテル、リッツカールトンと比べるワケではありませんが、サービス業という言葉の意味をもっともっと考えていただきたいと思いました。
このホテルの接遇研修、クレド研修をさせてくれないかなあ。かなりストレスを感じるホテルですので、むっちゃ遣り甲斐はありそうなんですけどね。(笑)
ステーキは食べられませんでしたけど、明日の受講生の皆さんの役員プレゼンが成功しますように。(祈)