2006年11月17日(金)19:36
「まさか」を作る
ボクが愛読しているメルマガに「まさかを作れ」というコラムがありました。
ここで言う「まさか」は言わずと知れた「まさかここまでしてくれるなんて」の「まさか」です。
自分が想像していたことを超えた場合、人は想像通りだった場合より大きな反応をする。そしてそれが嬉しいことの場合は感動に繋がる、と言った内容ですが、ボクが言う「お客さまを裏切れ」に通じます。
もちろん「期待値を上回れ」という意味で使っていますが、「ここまではしてくれるだろう」という想像や想定を、それ以上遥かに凌ぐことを行った場合、お客さまは感動しファンになっていただけますし、お願いもしないのにクチコミをしてくださいます。
カンドウがご紹介で仕事をさせていただくことが多いのは、正にこの精神のせいだと確信しています。(^^)
ただ逆をしてしまった場合は大変です。(^^;
想像や想定を下回った場合、不平不満に繋がりますし、「カンドウは言うほど大したことないじゃん」ってマイナスのクチコミが起こってしまいます。(^^;
このマイナスのクチコミはやっかいなもので、いいクチコミの数倍の速さと数倍の数で広がります。
カンドウは無形のコンサルティングや企画、研修もありますが、デザインしたものがカタチになる有形のものも数多くあります。
以前から「作品が営業してくれる」言い続けています。
企画し、デザインし、コピーや写真、そして印刷やコーディング全てが一つの「作品」となり、これが回り回ってボクらの全く知らないお客さまに渡ることは多々あります。
実際、「このパンフレットを作った会社をご紹介ください」ということで、カンドウをご紹介いただけるケースは多いですし、サイトにアップしているWebの制作実績を見られて、お仕事のオファーをいただくことも多々あります。
今、進行しているいくつかのお仕事も新規にお問い合わせをいただいたクライアントです。(^^)
ほんっと「まさかこんなにご紹介いただけるなんて」が続いていますし、サイトからの問い合わせも後を絶ちません。
ありがたいことです。
当たり前のようにお客さまを「(いい意味で)裏切り続ける」ことで、カンドウブランドを築いてきましたし、これからも「まさか」を作り続けていかなければなりません。
まさかクリエイティブ会社のコーヒーお茶がここまで美味しいなんて!
まさかクリエイティブ集団なのに、こんなに気持ちいい接客をするなんて!
おもてなしの心を標榜し続けたのも、正にこの部分です。(^^)
いくつ「まさか!」を作っていけるかがボクの仕事であり、ブランド構築への第一歩だと思っています。
あなたの会社にはいくつの「まさか!」がありますか?