2004年10月 1日(金)11:07
やっと14歳
二つの記念日を持つカンドウは、2月15日を「設立記念日」、そして10月1日を「独立記念日」として大切にしてきました。
サラリーマン時代に起業し、でも中々会社を辞めさせてもらえなかったため、半年以上経って晴れて「独立」できた日が今日なんです。
今でこそ起業というものへのサポートは多々あり、助成金などの制度も充実していますが、独立当事は「起業家」なるものの言葉さえなく、「起業家精神」とか「アントレプレナー」という言葉もここ何年かで出てきた言葉ですね。
独立当事は苦労したことなどなく、採用・教育のコンサルティング会社として、小さいながらも大手からも一目置かれる存在でしたし、「会社ごっこ」から抜け出れておらず、将来の明確なビジョンも持ってなかったような気がします。
今回、「がんばれ社長!」のメルマガに3話連続で掲載していただいたことにより、色んな方々からメールやらお電話を頂戴していますが、でも実際はたまたま起業した、「会社ごっこ」の社長がスタートでした。
「がんばれ社長!」オフィシャルサイト http://www.e-comon.co.jp/
スタッフが一人増え、二人増え・・・としていき、なんとなく組織っぽくはなってきましたが、それでも「会社」というものには程遠く、段々学生の売り手市場から、企業の買い手市場へと変化していき、今まで採用経費に巨額を投じていたクライアントも、景気の悪化と共に採用経費を抑制したり、採用がゼロになるクライアントも出てきたりして、この辺りからビジョンや会社としての当たり方を日々考えるようになりました。
カンドウコーポレーションへと社名変更したのもこの頃で、会社の方向転換を図り始めたのと時期を同じくしています。
現在の副社長、小田英男の加入により、クリエイティブ色を強め広告のデザインにシフトを変えました。その当時はデザイナー二人も営業へと出掛け、なれない外回りをし、社に戻ってデザインするという日々でした。飛び込みをしていた者もいましたね。(^^;
ボクは数は減ったとはいえ、採用・教育コンサルタントとしてクライアントのお手伝いをしつつ、コピーを書いたりカメラマンの真似事をしたり、ディレクターとして現場に立ち会ったり、色んなことをしていました。そうじゃなかったら食べれなかったですからね。(^^;
・・・と書き続けていくと一冊の本になりそうなくらいのドラマがありました。(^^)
一つ言えるのは、そのカンドウ物語の主人公は他でもないスタッフ全員だったことです。脇役は誰一人としていない、そう今も思えるカンドウコーポレーションの代表でいれることに、この場をお借りして役員とスタッフ、そしてサポートし続けていただいているブレーンさんに、心からボクの大好きな言葉「ありがとうございます」を贈ります。
14年間ありがとうございました。これからもまだまだカンドウ物語は続いていきます。
これからも宜しくお願いいたします。
to be continued........