2004年9月15日(水)18:15
起業
ネイルサロン「ラ・スール」がオープンして2ヶ月が経ちました。
広島にないネイル・サロン・・・を掲げ、空間作りからブランドイメージ、おもてなしの心、サービスメニューにこだわりまくったサロンです。
プライベート・ネイル・サロンとしてますが、ショップカードには「店休日 毎月2回のネイルスクール講師日」、「営業時間 お客さまのご都合に合わせて」と記してあり、来店いただけるお客さまの都合をとにかく優先しようとしています。ほぼ年中無休、24時間営業状態です。
広島にもネイル・サロンは数多くありますし、エステ・サロンや美容室でもネイルをするところも増えて来ています。ただ圧倒的に違うデザインセンスを武器に、ワンステージ上のネイル・アートを目指しています。
そしてもう一つの売りが上述の「お客さまの我が侭を叶えるおもてなしの心」です。
実際に22時から予約が入って、終わったら夜中の4時とかもあったみたいですし、今まで広島にはなかったスタイルを貫いています。
休んだ方がいいよっていうアドバイスも貰ったりしてるみたいですが、「一年間はがむしゃらに突っ走れ」とのボクのキツイ一言で、走り続けています。起業っていうのはそういうものだと思います。
ただ振り返ったらボクが居るというのは、彼女にしてみたら怖い反面、心強いものもあるみたいで、今は信じて走り続けています。(^^)
ネイリストであり、「ラ・スール」の代表でもある村橋鈴夏は、ボクにそそのかされて起業したワケですが、正に起業家としての苦しみを味わっています。ボクはそれが嬉しくて。(笑)
営業系の会社のように攻めるワケではありませんから、待ちの商売になります。当然予約で全て埋まるワケではありませんから、時間が空いてしまうと怖くて仕方ないんですね。空いた時間を使って作品を作っていきますが、集中してる時はデザインのことだけを考えられます。でも一旦集中が途切れると、「どうしよう?」って不安になるみたいです。
ボクはCSO(戦略顧問)として関わっていますから、当然アドバイスをしたり、新規開拓の手伝いをしていますが、経営に関しては少し放っている状態です。多分的確なアドバイスはできますが、今、苦しむことこそが、将来の彼女のためになると判断しています。
資金繰りを考えたり、営業戦略を考えたり、起業家として一通りの悩み、苦しみは味わった方が後々に生きて来ると思っていますし、ネイリストとしての部分は当然として、「人」として一回り大きくなってもらいたいと思っています。