2004年5月24日(月)22:10
人ビ協 in 蓼科
長野県に行ったのも初めてなら、蓼科高原に行ったのも初めてで、エクシブ蓼科っていう会員制のリゾートホテルで今回の人ビ協は開催されました。「ホテルだからいつもの温泉がないのかあ、残念だなあ」って思ってたらちゃんとありました。露天風呂付きの大浴場。
「刺激と慰労」を掲げてる人ビ協ですから、昼から夕方まではみっちり刺激を受け合い、与え合い、夜は夜中まで飲み続けてます。3次会は誰かの部屋で遅くまで語り合うんですけど、今回は理事長の七村さんと同じ部屋だったので、当然のようにボクらの部屋で延々と語り尽くします。ボクは途中でダウンしましたけど、5時まで話をしてた連中もいたみたいで、色んな刺激をそこでも共有するワケです。
今回のテーマは「離職率」「CFO(Chief Financial Officerの略で『最高財務責任者』のことです)に関して」とか、色んな議題についてとても正直な数字や意見を言い合います。会社が株式公開してるとか、大きいとか小さいとかではなく、一人の経営者として意見交換するワケですが、カンドウみたいに過去3年の離職率、なんて言われても0%だから言いようのない会社もあれば、600%という会社もあって(笑)、色んな角度から「離職率」と「売上」の関係とかを議論しました。
大体20%前後が新陳代謝も出来ていいみたいですが、カンドウみたいに小さな会社では有り得ない数字ですね。ただ聞いた話ですが、クリエイティブ系の会社でも離職率の高い会社もあり、単に業界の違いとは言えないみたいです。
「なんでカンドウはそんなに辞めないの?」って訊かれても、明確な答えなんてなていんですよね。(^^;
ただ一つ言えることは、一人一人がちゃんと自分の居場所を見つけてて、自分らしさを発揮することが美徳とされるカルチャーが根付いて、よく言われる「製販は仲が悪い」というのが全くないからでしょうね。お互いを尊重し合ってて、お互いの存在を大切に思ってるからこそ、ちゃんとみんな「自分」っていうものを持つことができるんだと想います。言いたいことは言い合いますしね。(^^)
ただショックなことが一つ。人ビ協参加の中で、ボクの年収が一番低かったんです。
「自分の年収を自慢するのではなく、他の役員やスタッフに幾ら出してるかを誇りたい」と常々言い続けていましたけど、ちょっと考えさせられました。
「リスクを背負ってるのは代表やろ?ナンバー2の3倍は取らんとあかん。5倍でもいいくらいや」って言われて、他の会社も訊いてみると、大体2〜3倍っていうのを聞いてちょっとショックでしたね。
ただ他の会社のナンバー2、3の存在は小さくて、カンドウのナンバー2、3のやってることを知ったらボクが言ってる意味は分かってもらえると思ったんですけど、それでもずっとリスクのことを言われ続けました。
確かに・・・と思う反面、こんな会社があったっていいじゃんって思ったのも事実です。
なんか色々と考えさせられることが多くて、ほんっと飽きない会ですわぁ。(^^)\