2004年4月13日(火)22:10
本気は裏切らない
一年前、ずっと仲良くしてた数少ない「本物のギャルソン」がお店をオープンしました。リブズコーポレーションの竹田社長も絡んでたこともあって、オープン日にお祝いがてら駆け付けたのが一年前です。
その時は4人で行って、お祝いに高いワインの一本でも頼もうと思っていました。
でも食べた料理が余りにイケてなくて、おまけにボクが「本物のギャルソン」と認めるオーナーの山本も笑顔の大ファンだったマネージャーの関屋までもが浮き足立ってる始末でした。
その時点で忙しいのは分かっていながら、山本を席に呼び付け「コレ、食べてみろ」と一言。「この味付けじゃワインは進まないし、こんなコントロールじゃ食べる前に酔っ払ってしまうだろ」とキツイ言葉は続きました。お祝いだから「おめでとう」ってニコヤカな顔をして固い握手を交わしたかったんです。でも大好きなギャルソンだったからこそ、そして「このままじゃヤバイ」と感じたからこそ、心を鬼、正に心を鬼にしてキツイ言葉を発したのがそのレストランのスタートでした。
「このまんまじゃ人に紹介できない」と吐き捨てるように言ったのも、その店に対する想いやオープンに漕ぎ着けるまでの苦労を知ってたからこそ。
でもオープン日に言う言葉じゃないですよね。(^^;
それから気になって何度か行くうちに、味も接客も目指していた部分に近付いていきました。常連になり、多くの大切な人を連れて行ったのは言うまでもありません。(^^)
そしてこの度の一周年。
メニューはオープンの時のメニューを再現し、リベンジと書いてある特別メニューを用意。それは一年前、表現できなかった一つの集大成でした。
アミューズを食べながらマジに泣きそうになりつつ堪能しました。
一年前のことを思い出しながら、オーナーやシェフたちと笑顔で接しながら、この一年、どれだけ「本気」で取り組んできたか分かる料理でしたし、その料理に負けないワインのセレクトでした。(^^)
「本気は裏切らない」・・・そう感じた時間を過ごせました。(^^)\
お祝いで持っていったサロン'88というヴィンテージシャンパンも他のお客さまとシェアしつつ、一緒になってお祝いをしました。一年前お祝いに頼もうと想っていた、高いワインもスタッフみんなとシェアし、料理に感動しつつ、楽しい時間を過ごせたことが何よりもご馳走でした。
酔ってしまって(いつものことじゃん/汗)、タクシーに乗る辺りの記憶が乏しいんですけど、多分オーナーを始めマネージャー、シェフ、スーシェフと固い握手を交わしたのは何となくですけど覚えてます。(^^)
そのボクの大好きなレストランの名前は「レストラン ジェラン」と言います。
広島近郊の方は是非一度気持ちいい「おもてなしの心」が篭った接客と料理を堪能しに訪れていただきたいと思います。
おめでとう・・・の気持ちを込めてここで紹介しますね。
広島市中区幟町7−28 082−228−5660
場所は幟町交番の西側です。「福原から聴いた」がキーワード。(笑)