2002年10月21日(月)22:10
夢は夢で終わるのか
今年も高校生相手に熱く語った。「夢は持ち続けろ」「夢は追い求め続けろ」と。
沢山の夢を持ってて、自分の求める姿を追い求める。
「カバチドットコム」・・・一つの夢。
自分たちもまだまだだけど、ローカルだからクリエイティビリティが劣ってるなんて思わない。大都会東京にだって勝負出来ると信じてる。
ガハチはそんな東京に対しての挑戦状だった。
「カバチ言うなっ!!」は「四の五の言うな」「ごちゃごちゃほざくな」という意味で使われる広島弁だけど、実は向かっていく姿をサイト名に込めたつもりだ。
一銭にもなりゃしない。それどころか続ければ続けるだけ赤字。凝れば凝るだけ赤字。
でも「オレがやらんと広島のクリエイターはローカルだけで細々とやるしかなくなる」と一念奮起し、時にはクライアントの仕事に影響を出しながらも制作。
カバチがメジャーになることイコール広島が注目してもらえると信じて疑わない。
でも・・・ふっと弱気な自分が出没する。(^^;
地元の新聞でさえ取り上げてくれない状況が続く。リリースも今までにないくらいやってきたけど、結果は大して出ないまま。
「夢は夢で終わるのか」そう自分に問い掛ける。
そんな時、ふっと観たテレビのドキュメンタリー。
35のボクサーが3階級制覇を目指して頑張り続ける姿。身体の衰えも自分の夢の実現のために気力でカバーする姿。
結果負けてしまって、明らかに「もう若い者には勝てない」ってなるところなのに、まだまだ闘い続けると言う。
「何弱気になってるんだろ?」って情けなくなった。
「そんなに簡単に結果が出るワケないじゃん。最初からそんな上手くいくワケないじゃん」って笑えてしまった。
「夢は諦めたところで本当にただの夢になってしまう。だから追い続けることに意義がある」は自分が言ってる言葉じゃん。(^^;
夢は夢で終わらない。
夢は夢で終わらせない。
さ、今日からまた「カバチ」の出直しじゃ。