2010年9月28日(火)03:32
闘病
病と闘ってる友がいます。
医者からの「厳しいかも」という言葉を何度も覆し、不死鳥の如く蘇ってきた友です。
癌を患い、手術ができない部位への癌のため、「手の施しようがないかも」の言葉さえ覆し、辛い抗癌治療を乗り越えて来た友です。
でも今回ばかりは難しいとの連絡が入りました。
友が誰よりも信頼していた彼の同志からの連絡でした。
その連絡メールをボクにどういう気持ちで書いたのかを考えると、心がキューンと痛みます。
その同志の心の痛みもテキストや行間に表れていました。
人望が厚く、何度も酒を酌み交わし、語り合った友です。
モルヒネで意識が混濁とする前に、友に逢いに行こうと思っています。
「ありがとう」を伝えなきゃ。
まだ生きている友に「サヨナラ」を伝えなきゃ。
そして「後でね」って伝えなきゃ。
一旦アップした徒然を下ろしたのは、「まだ闘っている友に対して『サヨナラ』は失礼だな」と思ったからです。この時点では大阪から出雲空港に飛ぶ準備は出来ていました。
が、人望の厚い彼らしい逸話ですが、お見舞い客がどっと押し寄せたことで疲れが出てしまい、暫くお見舞いは遠慮してほしいということになり、急遽取り止めました。
心は既に友の傍に行っていたのですが。。。
今日、その友の訃報が入りました。
44歳、若すぎる死です。
そして彼は島根にとってなくてはならない漢でした。
いや、島根はおろか、映像の世界ではその名は轟き、「島根にメディアプランあり、矢野守あり」と言わしめた漢です。そう、友の名は『矢野 守』と言います。
情報が錯綜していましたので、ここで一旦整理しときます。
葬儀場 ハクアイ会館 松江市東津田 0852-25-7971
9月29日 19:00 お通夜
9月30日 12:30 出棺後思い出の地を回り、荼毘に。
10月1日 14:00 お葬式
お通夜には駆け付けられませんが、葬儀には何とか駆け付けられそうです。