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七転び八起き

一時期は飛ぶ鳥落とす勢いだった青年実業家。
クルマもメルセデスのSクラスからポルシェに替え、マンションの最上階に住む絵に描いたようなセレブ生活。スーツはアルマーニ、グッチ・・・とトッカエヒッカエ。

そんな経営者が国と闘い、闘い破れ会社は倒産。
当時は素早い対応をしたため、個人で背負うことになった負債額は8000万で収まりましたが、それでもかなりの額でした。

でも彼は自己破産の道は歩まず、弁済の道を選びました。
そう、もう一度経営者として立つために・・・です。

毎月かなりの額のお金を弁済しつつ、奥さんと生まれたばかりの子どもを抱えます。
当然一馬力。彼の肩に重く圧し掛かる借金と生活費。
一時期はとあるベンチャー企業に営業担当の責任者として入社し、その後常務にまで登りつめます。
そのベンチャー企業の専務も元経営者。そして彼も元経営者。会社に3人の経営感覚を有する者たちが居たワケです。

「船頭多くして船山に登る」を地で行ってしまい、彼はそのベンチャー企業を去ります。

それから念願だった自分の会社を作ります。当時の自分の部下を引き連れての独立でしたが、思うように売上が伸びず、社員たちは散り散りになりました。

ただ「食う」ため、「借金返済」のためだけに、仕事を転々とするも、一念奮起。
彼は一人で会社を立ち上げました。またそれができる時代(会社法改定等)でもあり、三度(みたび)会社代表になりました。

一年ちょっと前に飲んだ時は、彼の目は死んでました。
彼から借金の申し出も、「延命なのか救命なのか」でボク自身も悩み、その申し出を断った経緯があります。
その時に出した答は「救命だったらするけど、延命はしない」でした。

そんな彼と久々に逢いました。
顔付きは以前のそれとは全く違い、オーラさえ漂わせています。そう、以前の目の輝きとは明らかに違っていたのです。
まだまだスタートだけど、少しずつ結果もついてきているようで、言葉の節々に強い意志が感じられます。

「近いうちに飲もうぜ」
「はい、ありがとうございます」「というか、これから連れて行ってくれませんか?」

図々しさも戻ってきていました。(笑)

で、行きました。飲みました。語り合いました。(^^)

きっと彼は立ち直るでしょう。
いや、もう立ち直っているのかもしれません。

「まだ4000万ほど(借金が)残ってます」と笑います。
「いや~あの時に自己破産しとけばよかったですよ~」と悪態もつけるようになりました。

またの飲みを約束し、固い握手。
いい飲みでした。いい男でした。
彼はここ(徒然)は読んでいませんが、彼にめいっぱいのエールをこの場で送ります。

ボク自身が勇気を貰える飲みになりました。
ありがとう、かつ。

EDITOR

福原 勘二
  • 代表取締役会長兼CEO(最高経営責任者)
  • エグゼクティブ・ビジネスデザイナー
  • 兼ストラテジックパートナー

1961年生まれ。広島県広島市出身。広島修道大学中退後、リクルート、カーディーラーの採用・教育担当を経て、企業内の体質改善・採用・教育コンサルタント会社として、1991年2月有限会社オフィスCAN(現 株式会社カンドウコーポレーション)を設立。その後思い切った業態転換により、クリエイティブファームとしてのポジションを確立する。

福原 勘二のプロフィール
082-509-3322

まず、「誰が嬉しいのか?」を
一緒に考えることから始めます。

表面的な症状ではなく、その奥にある構造から一緒に考えます。
ウェブ・デザイン・言語化・伴走。手段はその後についてきます。

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