2006年6月12日(月)13:36
クレド・ミーティング
カンドウクレドが完成したのは今年の2月のことです。
15歳の誕生日に間に合わせようと途中から巻きが入り、何とか間に合わせました。
不定期だとしても「クレド・ミーティングをしていこう」という決意は、いとも簡単に「納期が・・・」の一言でなし崩し的になっていきました。(^^;
「これじゃクレドを創っただけになってしまう」という危機感は、カンドウの空気感の乱れとなって現実のものとなっていきました。「これじゃマズイ」・・・そう感じたのは幹部だけではありませんでした。
クレド・ミーティングをクリエイティブDiv.とプランニングDiv.に分けて実施しよう。
まずはDiv.(ディビジョン)ごとの一本化を図ろう。
これはある意味カンドウでは殆どないに等しい「強制」指示の発令でした。(^^;
そこまでボク自身は追い詰められていました。
毎週月曜日の朝に実施される制作物のレビュー・ミーティングの後、心の叫びとして涙ながらにみんなに訴えたくらいですから。「こんなのカンドウじゃない!」・・・と。
クレドは創ることが目的ではありません。
カンドウの場合、メンバーが中心となって作成し、それを経営幹部に対してプレゼンするスタイルを貫きましたから、絵に描いた餅にはなってない自負はありましたけど、そこに掛けた時間だけで満足していたのかもしれません。
自分たちが創ったクレドに対して「恥ずかしい行動は取ってないか」「ちゃんと想いが共有できているか」を振り返り、原点(創った当時)に立ち返り、もしずれがあるならば軌道修正をする、これがクレドの意味だと思っています。
そういう意味では「やっと」のことですが、クレドの一歩が踏み出せたのかもしれませんね。(^^)
クリエイティブDiv.のクレドミーティングは小田の言葉を借りると「デザイナーである前に、カンドウのスタッフとしてどうよ?カンドウのスタッフである前に人としてどうよ?」という基本的な部分に集約されています。
そして一人ひとりからのメッセージを読むと、ちゃんと自分という個に向き合い、カンドウのメンバーとしての自分に対する反省が綴られていました。
プランニングDiv.のクレドミーティングはこの土曜日に実施しました。
特に新しいプランナーを迎え、アドミにも内定者が入ることになっていますので、クレドの理解から入ります。作成当時のことは知りませんでしたからね。
一つひとつの言葉を噛み締め、言葉に表現しないない部分にも言及していきます。
「ワクワク、ドキドキ、ハッピーサプライズ」という言葉だけでは「なんのこっちゃ?」ですし。
こうして各Div.に分かれて実施したクレドミーティング、いよいよ7月中には全体でのクレドミーティングの実施に向かいます。ここで全社的に「心を揃える」状態になるハズです。(^^;
クレドの最後にこう記してあります。
『この想いを胸に、日々の仕事の中で各々が何かを「感じ、考える」ことを続けていくために、
ピリオドは打たないでいたいと想います・・・』
そう、ずっと続けていくからこその「クレド」なんですよね。
より強いカンドウになっていくために。(^^)v
4月に新しいメンバーとなった高味至星のメッセージが全てを集約してくれているような気がして、そのメッセージを本人の了解なしに貼ります。(笑)
今回クレドミーティング初参加でしたが、あらためて自分を見つめなおす良いチャンスになりました。昔から、他人に厳しく、自分に甘く、わがままで、男にも女にも犬にも猫にも冷たいと言われ続けた人間が、
どうしてここにいることが出来るのだろう?
と思った事も過去にはありました。それも今は遠い昔です。言えるのは、今、仕事をすること、ここにいること、
みんなと一緒にいることをすごく幸せに感じているという事です。クレドに書いてある事で、何一つ満足に出来ている事はありません。
しかし、今の幸せな気持ちを、一つ一つ形に変えてゆくこと
それが、クレドに通じると信じています。想いを形に、形をさらなる想いに繋げてゆきます。
クレドを通じて、人間としてさらに高め合う事が出来れば
カンドウコーポレーションは無敵です。うまく表現出来ませんが、クレドに何が書いてあるかということより
カンドウにはクレドがあるということが、自分の気持ちの中では重要な事です。
なんか曇っていたメガネを新調した気分です。(^^)