2006年4月 8日(土)12:17
「おもてなしの心」バージョンアップ
カンドウコーポレーションに来社されたことがある方は、デザインやクリエイティブを主体としている会社の接客に驚かれます。ありがちなお客さまの顔を見ない「いらっしゃいませ」はあり得ませんし、お見送りもこちらを見られていようがいまいが、深々と頭を下げています。
コーヒーやお茶はこだわり抜いた一品です。
今まではこれで充分満足していました。
ある日つくづくありがたいなあと感じることが続きました。
お仕事のご依頼、ご相談にわざわざ来社いただけたのです。
普通であれば、ご相談のメールや電話をいただき、こちらから赴きます。それが当たり前ですし、何の疑問もありませんでした。なのに、わざわざ来社いただけるんです。
考えました。
こんなにありがたいことはない。
打ち合わせが終わった後、「ありがたい」と何度も口を突いて出ました。
そこで思ったのが更なる「おもてなしの心」の進化形です。
カタチから入るのは好みませんが、敢えてカタチにこだわりました。
「コーヒーを豆から挽こう」
「コーヒー豆を再度検討しよう」
「既製品のフレッシュ(ミルク)を止めよう」
「お茶もカンドウスペシャルを作ってもらおう」
「お茶器の見直しをしよう」
自分が納得するコーヒーとお茶を求めて向かったのは、ボクの第二の故郷「島根」でした。
松江に出張すると必ず訪れているコーヒーショップがあり、そこの自家焙煎は絶品です。行くと必ず豆を買って帰っていました。
もちろん普通のコーヒー豆とは単価も違います。場合によっては宅配料も掛ります。
それでもそこのコーヒーにこだわりました。自分が納得するコーヒーをお出ししたいとの単純な想いです。
行ってるうちに知ったのですが、「CAFFE VITA」のマスターはバリスタの大会ではいつも全国上位に食い込む凄腕でした。
彼が焙煎するコーヒーは逸品です。(^^)
今週からコーヒーはバージョンアップしています。何屋さん?(笑)
お茶はWebあきんどの元生徒さんでもあり、カンドウのお茶の先生で、原田産業の原田さんにお願いをしました。彼女もお茶の資格の最高峰、日本茶のインストラクター資格を持つスペシャリストです。
「こんな味」と抽象的なボクの言葉をカタチに変えてくれ、いくつかの試作を作ってくれました。
試飲をしてみて、ボクが選んだのは100グラム2000円のお茶。(^^;
淹れ方(温度や蒸らす時間)によってお茶は別の表情になります。一煎目と二煎目では、人格が変るが如く、別人格になります。
「この移り変わりも面白いし、愉しんでいただけるハズだ」
価格を聞いても迷うことなくこのお茶をオーダーしました。
これも昨日からお出ししています。(^^)
茶器もニューバージョンです。で、何屋さん?(笑)
もちろんカタチだけで済ませるカンドウではありません。「おもてなしの心」のバージョンアップを目指してこれからも研鑽をし続けなければなりません。
ただ会社の代表として、「ここまで腹を括ったゾ」というのは見せたつもりです。
カタチに魂を入れるのはメンバー自身。
美味しいコーヒーと美味しいお茶を是非ご堪能されてください。
何よりもカンドウのメンバーの「おもてなしの心」に触れていただけたら幸いです。
※カンドウコーポレーションはWebやグラフィックデザインを中心に、企業のブランド構築、再構築をお手伝いする会社ですので、決してコーヒー屋、お茶屋ではありませんので、お間違いなく。(笑)
CAFFE VITA(カフェヴィータ) オーナー:門脇裕二さん(門脇裕二さん本人じゃないと話は通じません)
島根県松江市学園2-6-3 TEL:0852-20-0301 木曜日店休
原田産業有限会社 日本茶インストラクター:原田香織さん(原田香織さん本人じゃないと話は通じません)
島根県松江市殿町222 TEL:0852-21-2355 土曜・日曜日休み
原田お茶屋です。
前回、お茶の淹れ方の勉強会の時にも感じたことですが、
チームカンドウのお茶へのこだわり、
ひいては「おもてなし」へのあくなき追求心、向上心は
驚きを通り越して衝撃ですらあります。
しかも、それが誰一人欠けることなく、
メンバーのみなさん全員なんて!
一杯のお茶を、茶葉、湯温、湯量、浸出時間そして茶器にまで心を砕き、
丁寧にお出ししている所は飲食関係のお店でもそうはありません。
お茶なんて「出しておけばいい」程度の扱いだったり、
高い茶器に高いお茶を淹れて出すことで満足していたり、
ということが往々にしてあります。悲しいことですが。
そういう現状が横行しているだけに、
チームカンドウの姿勢にはただただ頭が下がります。
そして一お茶屋としてほんっとに嬉しいことがもう一つ。
どのお茶でも一煎目と二煎目で味わいが異なるものですが、
それをちゃんと愉しんで下さってるということ。
これはかなり嬉しいです。(^^)
余程のお茶好きの方でないとなかなかここまでは。
本当にありがとうございます。
ま、そこまで、いやそれ以上に愉しまないと
勿体無いレベルのお茶ではあるのですが。
福原さん、今度は私に美味しいコーヒーをレクチャーして下さい。
平たく言うと、次回来松の折りにはCAFFE VITAのコーヒーを
ご馳走して下さい、ってことなんですが。(笑)
>原田さん
っていうか、原田先生?(笑)
この度はお世話になりました。(^^)
ボクの分かり難い表現を見事なまでに汲み取ってもらい、表現してもらいました。
アドバイスの通り、福原仕様はお茶好きの人に淹れる時の淹れ方として、普段のお客さまには標準仕様でお出ししますね。
実はまだ裕恵しか淹れられません。(^^;
これから全社徹底しなければ。
昨日なんてオトコ二人(ボクと小田)で、コーヒーのニューバージョンであたふたしてましたもん。(^^;
目に見えてわかるおもてなしの心。味わってわかるおもてなしの心。2回目以降でわかる細かな配慮。毎回お邪魔させて頂く度に、バージョンアップと「おもてなしの心」を感じています(^^)v
>鎌谷さん
何度も来社いただいてる鎌谷さんに言っていただくと、嬉しさも倍増します。(^^)
人によってまだバラつきがあるので、近日中に徹底するつもりです。
明日は全員参加の「お茶の淹れ方勉強会」です。
このクッソ忙しい時に、全ての手を止めて実施します。
また是非バージョンアップした「おもてなしの心」を体感くださいね。
PS せっかくなのでURLは入れましょうよ。
鎌屋オフィシャルサイト
BOSS、みなさま、ご無沙汰です。
原田さんのところのお茶は、東京・代々木の私のWork Studio(ちっちゃなちっちゃなオフィス)でも大活躍しています。(^-^)
ただ、小ぶりな白磁の宝瓶(ほうひん=簡単に言うと取っ手のない急須です)では温度調整が難しくて、今、萩の宝瓶を物色中。好きなんです、宝瓶♪
カンドウの 『おもてなしの心』 に対して、My Studioでは 『居心地の良さ』 を追い求めたのですが、クリーマーの購入は張り切りすぎでした。(^^;
カンドウのように、率先してお茶の仕度をしてくれるスタッフがいるわけではありませんから、私がキッチンとミーティングテーブルを行ったり来たり‥‥いただけません。(苦笑)
幾度も書いていますが、何事も 「良い加減」(≠いいかげん)が大切。
それを学びに、久々にカンドウに行かなくては!
っということで、広島の仕事、誰かくださ~い!!(笑)
>kikoさん
ご無沙汰してますね~。
「便りのないのは元気な証拠」ということで。
えっ「お前には言われたくない」・・・はい、ごもっともです。(^^;
確かについつい長居してしまう居心地の良さはありますよね。いいのか悪いのかは別として。(笑)
広島の仕事と東京の仕事、バーターしますかっ。
広島価格の3~5倍の価格で・・・ですよね。(^^)