2005年5月28日(土)18:58
ジギング
ジギングってご存知ない方が殆どでしょうね。
ボクも去年までは名前さえ耳にしたことがありませんでした。
Webあきんど養成ジムの生徒さんが、このジギングのサイトをリューアルしたいということで、講義、個別コンサルと重ねていき、ボクもいつかはジギングをしたいって感じるようになりました。
ジギングは簡単に言うとルアーフィシングのようなものです。ただルアーの代わりにジグというものを使います。船からジグを投げ、そのジグをしゃくって上げながら魚を釣る海の格闘技(勝手にそう呼んでいますが)。
やっと実現しました。(^^)
正にそれは格闘技の名に相応しいスポーツでした。レジャーなんかじゃない、身体全体を使い、魚との読み合い、集中力・・・どれが欠けても釣り上げることは不可能でしょう。
オリジナルのジグを作っているのが、ボクの生徒さんだった廣江さん。
Webあきんどの真っ最中に仕事を辞め、オリジナルジグの製作に魂を注ぐことにした男です。一見無謀とも思える決断でしたけど、Webあきんどの面々は諸手を上げて彼の独立を祝いました。
今回、ジギングに初挑戦するに辺り、ボクだけのためにオリジナルジクを作ってくれました。
な、な、なんと、「BOSS」って記してあるではないですかっ!!!
そのオリジナルジグを使い、初体験のジギングが始まりました。
ボクだけのオリジナルジグ BOSSの文字が見えそうで見えないですけど
ここからはちょっとドキュメンタリー風に。(笑)
廣江さんは「ヒラマサ」一筋。強烈な引きを求めて、常に闘い続ける。
初心者のボクは「ヒラマサ」を狙うとか狙わないとかの問題ではなく、餌を付けてない初めてのジグでの釣りで、一匹でも釣れるかどうかが闘い。
七類港という島根から車を走らせること30分の港から船は出航。目指すは隠岐の島周辺のスポット。
廣江さんにレクチャーを受け、しゃくるという意味をやっと理解する。
そしてジグを海に向けて投げ込む。しゃくりながらジグをリールで引き上げていくのだが、これが手が引きつりそうになるくらい辛い作業の繰り返し。
今日は天気がいいため、潮の流れが悪いという。
その天気のお陰で船酔いせずに済んでるのだが、潮の流れと釣果はモロに影響すると知って、どっちがいいのか分からない。(^^;
そんな中、初めて同乗者がヒットする。彼ら経験者が狙うヒラマサとは違ったが、シオというカンパチの赤ちゃんが釣り上げられた。
赤ちゃんと言っても全長は30センチはあったと思う。
魚とのかけ引きや、どんな魚かなんて知ったこっちゃない。
とにかくあの引きを味わいたい。そんな思いでジグをしゃくってると・・・。
(^^)(^^)(^^)
生まれて初めてのジギングで、記念すべき第一号はシオ。これも先ほどの経験者の全長は変わらない大きさ。(^^)
何と表現したらいいのか分からないが、ただただ嬉しい。同乗者が集まって来て、「おめでとう」と声を掛けてくれる。そして今回のジギングの師匠、廣江さんが固い握手を求めてくる。
こんなにも嬉しいものだったのか・・・。
全体の釣果は当たりが来ない一日となった。
ボクも釣り上げたのはその最初の一匹のみ、
師匠もヒラマサどころか、今日は何も掛からなかった。でもボクの2倍くらいのジグを使い、針も大きいのを使い続け、ずっとヒラマサを追い求めてた。ヒラマサ一筋は伊達じゃない。
・・・とこんな素敵な時間を過ごさせてもらいました。
また是非行きたいと思ってます。そしていつかはヒラマサの引きを体験してみたいです。
「人生を賭けるほどの価値がある by 廣江」というジギングに魅せられた一日。
これからボクが釣り上げたシオをお店に持ち込んで食べるという、何とも贅沢なオマケ付き。自分で釣り上げた魚の味はどんなでしょうね。(^^ゞ
廣江さん、ボクら初心者チームのお相手ばかりで、思うような結果は出せませんでしたけど、ボクらが釣り上げるのを見て、自分のこと以上に喜んでもらってたこと、ずっと忘れません。最高の演出をありがとうございました。(^^)
ファンキーモンキーの釣れづれ ここにボクの唯一の釣果が載ってます。