2004年11月21日(日)23:00
メーリングリスト
メーリングリスト、通称MLは色んなカタチで使われていますよね。
プロジェクトごとのメーリングリストもあれば、仲間の間でのメーリングリスト、志を同じくする者たち同士のメーリングリスト・・・。
カンドウにも社内MLが走っていて、色んな情報を共有していきます。サイトのカットオーバー前のレビューやプレビュー情報、自分が取った情報をシェアする目的で使うこともありますし、感じたことをポストすることもあります。
そのカンドウMLに由佳利がポストした内容が、出張で疲れ果てていたボクの清涼剤になり、明日への活力となる強壮剤となりました。(長文です)
お疲れ様です。お礼 パート1
先ほど、嬉しい悲鳴をあげました。
それは、○○○○○(クライアント名は伏せさせていただきました)の新しい事業展開である「ブライダル事業」の展開に、「ロゴ」制作から始まりブランディングの一貫を請け負うことになった仕事での出来事です。
まだブライダル会場もできていませんが、準備室を開くということでの告知。
当初から、人の少ないその土地で、果たしてお客は来るのかとオープンしたての準備室での心の葛藤は、想像以上だと思います。
が、ふたをあけてみると、オープンして1週間も経たない本日「成約」がありました、と嬉しい連絡をいただきました。
嬉しかったのは、二つです。
もちろん、準備室に訪れ成約されたお客さまに対する喜び。
もう一つは、それをリアルタイムでカンドウに教えてくださったクライアントの長尾さん。
私たちは、「チーム」で仕事をしているんだ!と、そしてそこにちゃんと成果を感じ、お互いがお互いを再度認めあえたこと。(もちろん、接客能力も必要なんですもの)
「情熱」や「想い」は、必ず制作物の魂の中に注ぎ込まれ、クライアントに伝わり、それがお客さまにも伝わっていきます。
中略
これから「スタート」ですねっ。
より一層、お客さまが結婚式をされるときに、「ここでして良かった!!」って思ってもらえるよう、私たちの出来る限りのことをしましょう。引き続きよろしくお願いします。
お礼パート2
今日は、みんなにお礼を伝えたくてメールをします。
先日のKIMIKOさんのイベントでは、本当にみんなありがとうございました。あのときのお礼をまたなんで?と思われるかもしれないのですがこんなことがありました。
いろんな受講者の方々からメールやらお電話でのお礼をもらいましたが、その中に手書きのはがきにて届いた礼状がありました。
そこに、もう一度お会いしたいというようなことが書いてあったので、お会いしました。
彼女は、もうすっかりKIMIKOさんの大ファンになっており、いろんな方にお話しをしてくださっているようです。「自分を見つめることによる発見と喜び」「歩くことがどれほど楽しいのかということ」などなど・・・ここまでは、よくあることかもしれません。
その後に、どうしてもお会いして伝えたいことがあったのだと。
それは、私たちを見て『勇気』と『情熱』がわきあがってきたって。
彼女は、美に関する仕事をしているそうで、人が美しくそして素敵になることが嬉しくて働いているそうです。ただ、ともすれば、その情熱を忘れてしまったかのようになることがあったそうなのです。
でもこのイベントで、ただ、その「想い」だけで、必死になれて、KIMIKOさんをお招きし、それにKIMIKOさんが応えていただき、あのイベントがあったということに、ひどく感動されたらしいのです。
「想い」はあっても、なかなか行動できない人が多い中、しかもそれを仕事をしながらやっていくなんて・・・。
もう一度自分自身が初心に戻り、考えさせられ、そして勇気と情熱をもらえたと。
そのお礼をどうしても伝えたくて、っておっしゃいました。
なんて、素晴らしいことなんでしょう。
まさに、上杉鷹山の「火種を少しずつ増やしていけば、いつかそれは大きな炎となる」の世界です。
情熱のある生き方、素敵な笑顔、生きることへの喜び。一人でも多くのハートに火がつけば、それが火種となって勝手に拡がっていく。それは自発的なので何よりも強いです。
このイベントで、みんなの忙しい合間に手をとめさせてしまったにも関わらず、私のわがままを受け止めてもらえたからこそ、成功したと思っているし、後々にまでこうした感動をいただけるなんて、本当に感謝のほかありません。
一人ひとりが感じた「感動」が、確実に参加してもらった人たちの心の中で、火がついていることを実感しました。
改めて、「カンドウはすごい」そう想いました。(いまさらなんていわないでね)
実感 → 感謝 → 実行 →実感 →感謝 その繰り返しです。
もちろん、カンドウの自慢話をしてしまったのは、いうまでもありません。
一人ではできない。
でも、心をそろえて、タッグを組めば、どんなに強いか。それが、仕事という枠を超えたことまでにも、熱くなれる仲間。その仲間と共に、生きていることに、深い感動です。
これからも、そういった火種をたくさん撒いていきますので、どうぞよろしく!!
本当に、みんな、ありがとう。
深謝
由佳利
カンドウは日々「クライアントの向こう側のお客さま」を見て仕事しています。
それはクライアントと向き合うというよりも、クライアントと一緒にその先のお客さまを同じポジションから見るということに他なりません。
クライアントにヨイショして仕事するなんてまっぴらゴメンです。クライアントと時には言い争いをしつつも、それを堂々と出来るのはクライアントを見ていないからです。
ここって多くのクライアントも読まれていますが、ボクらの本音はここです。多分「今さら何言ってるの?そんなん分かってるよ」って思っていただけるとは思いますが。(笑)
だから由佳利がポストしたように、「クライアントとの一体感」を感じられたことは身体が震えるくらいの感動なんですよね。そしてそれをいつも求め続けています。
そしてKIMIKOさんのイベントにしても、あれはカンドウと完全に切り離して考えていますし、プロデューサーもボクではなく、河野由佳利個人が自分の空いた時間を使ってやっています。
ただボクは由佳利に一言だけ伝えました。「カンドウのリソースは何を使ってもいいし、赤字が出たらカンドウで被ってやるから好きにやれ」って。本当に好き勝手リソースは使ってましたけど。(笑)
これはプロとしての仕事ではないです。だって収支はプラスマイナスゼロですから。カンドウをタダみたいなフィーで使ってますから、ある意味マイナスですね。
でもいいんです。カンドウの取締役としてではなく、一人の女性として自らがミッションを掲げ、それに熱くなってやったこと、仕事以外に熱くなれることにカンドウを巻き込んだエネルギー、そして多くの人を感動させたパワー。そりゃKIMIKOさんあっての感動でしたけど、それを支えたのは素人集団「クーリッシュ」の二人ですからね。
こういうことがボクが何かを教える何倍も成長させるんでしょうね。(^^)
カンドウ劇場の主人公はメンバー一人ひとりですが、時に一人のオーディエンスとして楽しみたくなってしまいます。次はどんなドラマが待ってるのでしょう。日々ドラマがあり、これほど飽きない会社はないなあってつくづく嬉しく思っています。(^^)