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約束のワイン

一本のワインを大切に保管していました。このワインを保管するためにワインセラーを買ったと言っても過言じゃないくらい、大切な想いと共に寝かせていました。

「シャトー・ラ・トゥール」という名前のワインで、ヴィンテージは88年。16年前の水と葡萄です。

このワインの価値がどうのこうのとかを書くつもりはありません。

ただこのワインは「約束のワイン」だったこと、そしてそれを開栓することができたことに意味があります。

高校時代、大学時代の友達とも交流はありますが、やはりある程度の大人になってからの友達は、価値観の共有ができることもあり、とても大切な友達になります。

仕事がご縁で出逢った同級生でしたが、大学こそ違えど同じ頃ロックバンドに汗を流し、ロックに情熱を懸けていたオトコとの距離が埋まるのには、そう時間は必要ありませんでした。

そして何より笑ったのが(本当は笑えないのですが)、同じ病気を患っていたということです。

そしてボクはキャリアのままで、彼は若い頃からずっと発病していました。そしてワイン談義に花を咲かせていた頃、彼はまたその病で苦しむことに。

入院し、かなりしんどい治療を繰り返し行うひとになりました。退院してからも、ほぼ毎日通院です。

入院する前だったと思いますが、彼と一つの約束をしました。

この病気と闘う彼に対して、ボクが出来る小さな小さな約束でした。

それは「ラトゥールというワインがある。むっちゃ美味しい(ハズ)ワインだ。これをキミの病気が完治した暁には、一緒に開けよう」(広島弁で言ってますが/笑)という約束です。

それから彼はその病と闘い、ボクはワインを愛でる日々(笑)が続きました。

昨日、ボクの大好きなレストラン・ジェランでそのラトゥールを開けることができました。(^^)

そう、彼は確かに病に屈せず、元気な姿でボクの前に現れました。

固い握手と、ワインの約束、そしてヤツの最高の笑顔。それだけで至福のご馳走なのに、料理もラトゥールに負けず劣らず「約束のワイン」を盛り立ててくれました。

柴田浩喜という侍に・・・乾杯っ!!!

EDITOR

福原 勘二
  • 代表取締役会長兼CEO(最高経営責任者)
  • エグゼクティブ・ビジネスデザイナー
  • 兼ストラテジックパートナー

1961年生まれ。広島県広島市出身。広島修道大学中退後、リクルート、カーディーラーの採用・教育担当を経て、企業内の体質改善・採用・教育コンサルタント会社として、1991年2月有限会社オフィスCAN(現 株式会社カンドウコーポレーション)を設立。その後思い切った業態転換により、クリエイティブファームとしてのポジションを確立する。

福原 勘二のプロフィール
082-509-3322 10:00 - 19:00

まず、「誰が嬉しいのか?」を
一緒に考えることから始めます。

表面的な症状ではなく、その奥にある構造から一緒に考えます。
ウェブ・デザイン・言語化・伴走。手段はその後についてきます。

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