2004年6月 4日(金)22:10
サイトアップ情報から
5月末にいくつかのサイトがアップしていますが、今回はWebプロデューサー養成講座でも講師を務める、河野由佳利のプランニングの肝を公開しようと思います。
> ●デルタツーリングの研究事業サイト
> http://www.mu-len.jp/
> デルタツーリング社は、元々自動車関連製品のプレス用
> 金型を設計・製造、販売として著名な会社です。
>
> その技術やノウハウを活かし、「人に優しい環境に優しい製品」に
> 対するこだわりを実現化したのが、本サイトの研究事業になります。
> 「座ること」「寝ること」へのいたわりとこだわりをカタチに。
> もちろん、人の感覚的な「快適さ」を数値で測る実験装置など
> 世の中にありませんでした。
> ないなら、作れ!と、『快適さ』を追求するために、
> その測定をするための実験装置を造るほどのこだわり。
>
> 私も、車にとりつける「ドライブシート」に座って車に乗ったり
> 「すいみんマスター」に寝転がったりしてみましたが、
> まさに、ハンモックにゆられているような状態でした。
ここが河野の強みの一つです。頭で想像したり、理解したフリをせず、実際に座ってみたり、寝転んでみたり、自分の身体で体感しています。
実はプランナーにとってとても大切なことなのですが、ついつい頭で想像してしまいがちになります。
とあるシャンプーの企画では実際に購入し(自費でした/汗)、それを自分でも使ったり人に使ってもらったりしてモニタリングしています。
「体感」してこそ、クライアントが気付かない部分を知ることが出来ますからね。(^^)
>
> その根拠は、小学校で習った理科の実験を応用したものばかり。
>
> ただ、みんなが知っていることを、知識として流すのではなく
> 実際は無理だとあきらめるのではなく、
> 「どうしたら、座ること、眠ることに対する快適さを、人々に提供できるか」
> ということに対し、ひたすらこだわり、追求し、『できる』と信じていたから、
> この製品は生まれたのだということに感動しました。
ここもポイントです。自らが「感動する」ということは、それを如何にWebやSPツール群に落とし込むかを考える際、重要な鍵となりますからね。
> この開発に至るまでの関わった人たちのマインドが、社外・社内にずっと
> 浸透していけばいいなと考え、開発ドキュメンタリータッチで綴っています。
> (一応連載予定)
>
> これからは、ますますメディアにとりあげられたり、リアル店舗での
> デモストレーションを行ったり、実際に触ってもらうチャンスを
> 増やしていきたいそうです。
>
> ●光る堂
> http://www.hikarudou.com/
>
> 元々は、親の薬局を引き継ぐのはいやだと、西洋医学に対して
> 反発を覚え、どうしたら、人々のストレスを緩和し、心と身体が
> 健康になれるかと、模索をしていた人生を歩んでいたみっちー先生。
>
> 弊社のサイトをみて、カンドウならその思いを具現化してもらえる
> かもしれないと、ものすごい勢いで電話がかかってきました。
最近、サイトからの問い合わせが増えて来ています。
東京、神戸、大阪、そして地元広島・・・と。
そこには確かな「想い」があり、カンドウは何とかそれを具現化していきたいと考えています。実際に河野はみっちー先生に逢うことから始めました。
リアルで逢うことでその想いを自らで受け止めるところからいつもスタートしています。ネットだから・・・と言って、メールで済ませることは100%ありません。
>
> 現在、薬局を引き継がねばならない状態で、薬局をやりつつも
> 「心と身体のカウンセラー」になるべく、薬局の片隅、ウェブサイト
> で、患者さんとの対話をしながら、ストレスと向き合っている。
>
> 本サイトでは、モノ(薬)は売らない。
> 欲しい人には、楽天サイトから買えるようにナビゲートし、
> 本サイトでは、心と身体のカウンセラーに特化し、病気と一緒に向き合って
> 行けるような優しい空間をサイトの中でも作っていくことに専念しました。
>
> 今後は、マンションの一室を借りて、カウンセリングルームを
> もてるようになりたい、とみっちー先生の夢は大きくなっています。
クライアントの夢のお手伝いが出来るっていう感動を知ってしまうと、それはもう病みつきになります。だから決してデザイナーにも些細なことでも妥協を許しませんし、それを悩みつつもカタチにしてくれるデザイナーたちがいるからこそ、チームカンドウは成り立っているのですね。(^^)\