2003年12月13日(土)22:10
五空冬眠宣言
2000年3月3日に産声を上げた五空ですが、一つのミッションを終了し
たと思っております。とはいえまだファーストステージを終えたに過
ぎず、セカンドステージ幕開けまでの「冬眠」とさせていただくこと
になりました。
それに伴い、私、福原勘二は代表幹事を引退し、今後は一足早くOG
となった日野かえこ同様、OBとして五空を後方支援する立場に回り、
若手の運営委員の中から新たに代表を選出、新しいミッションを掲げ、
再スタートする予定です。
・・・という件から始まる冬眠宣言を昨日配信しました。3年9ヶ月の間、一体何人の人との出逢いがあったのでしょう。きっと名刺を数えたくないくらいの数だと思います。
五空はボクにとって大切な宝物でした。だからボランティアをボランティアと思わず、自分のミッションだと捉えることが出来てここまで続けてこれました。五空の中から数々のコラボレーションやアライアンスが生まれ、五空の存在意義もあったと確信しています。全国に対しても「広島に五空あり」を知らしめましたし、全国の同様の仲間との交流も活発に行われました。「IT-JAPAN」もその一つの結果ですしね。
ただあの頃の情熱を失って来たのも事実です。運営委員会とホットスタイルカフェがある「第3木曜日」にはどうやってでも出張先から帰って来ましたし、中々初期の頃のようなメンバーの集まりがなくても、5時には必ずその場所にいました。
仕事そっちのけ・・・とまでは言いませんが、でも同じくらいのウェイトを掛けていた自負はあります。ただ集まりの悪さ、そして連絡もなしでの不参加に段々と情熱も薄れていき、そういう姿勢の運営のあり方に疑問を持つようになりました。
次期代表も決まり、何かのイベントを持って引き継ぎを・・・と考えていましたけど、新しい五空に対する思いは二つに割れ、冬眠してその間に理念からミッション、行動指針まで全て新しいメンバーで建て直しを図ってもらうということで意見の一致を見ました。ファーストステージが終了したっていう感じでしょうか。
ボクはずっとやりたかったことがありました。
それは五空の中の分科会的にやろうと思っていたのですが、五空を離れ、またゼロからそれを立ち上げようと思っています。それを中国5県の仲間に呼びかけたところ、快く承諾してくれ、しかも「面白そう」とみんな乗り気です。五空では果たせなかった「五つの空(中国5県)をネットワークする」が、実現できそうなところまで来ています。
やりたいのは「祭り」です。それも一回の大きな祭りではなく、継続してできる「祭り」。当然ボクがやるワケですからクリエイターに絞った祭りをぶち上げようと思っています。
「カバチドットコム」を作った時から、それをずっとやりたいと思っていました。
クリエイターやアーティストが各々自己主張できる「祭り」です。そしてその「祭り」を通じて横の連携や刺激、元気・・・を各地で展開したい、それがボクのずっと「やりたかったこと」です。陶芸家がいたり、映像系のクリエイターがいたり、Web系、グラフィック系、音楽系、画家、書道家・・・様々なクリエイターたちの「創造の場」を「祭り」と思っています。
何から手を付けようかと思案中ですが、志ある者たちが集まって来て、そして何も規則とかルールとかは設けず、誰が代表とかそういうのもどうだっていいことだと思っています。「No Name,No Tittle & No Rule」・・・そういう「祭り」に向けて一歩を踏み出します。