2003年8月17日(日)22:10
プレゼンテーションテクニック1
今、最も多い講演依頼の一つがこの「プレゼンテーションのスキルアップ」セミナー。基本は一日コースですけど、場合によっては先日の「女性起業塾」のように2時間半のバージョンもありますし、3時間、半日といった時間の中でも収められるように工夫もしてます。
ただボクの場合はただ単にプレゼンのテクニックをじっくりと教えていくというタイプとはちょっと違うように思います。当然テクニックも入りますけど。(^^;
タイトルも「説得から共感へ〜聴き手を動かすプレゼンテーション〜」です。
しかも日頃クリエイティブや広告の世界で行われているプレゼンだけではなく、日頃の生活の中、例えば夫婦間、仕事の上司と部下、ミーティング・・・と様々なシーンで使えるのがこの「聴き手を動かすプレゼン」だと思っています。
そしてそこに肝にいつも置いているのが「共感」なんです。
独りよがりのマスターベーションではなくて、「お互いが気持ちいい(共に感じる)セックスをしましょう」と説いているワケです。(笑)
「『フクハラカンジ』を一文字変えたら『セクハラカンジ』です。少々のキワドイ話はご容赦くださいね」と笑いを取りつつ、説得されてもモノは買わないでしょ?「奥様〜とてもお似合いですよ〜」って声色を変えて実践しつつ、それじゃ心が動かないでしょ?って。
「どういう時に心が動くか」それを探求しましょう・・・と始まります。
大体掴みはコレを使ってますね。ってバラしてどうする?(笑)
プレゼンセミナーは対象はいつもバラバラです。女性だけだとしても年齢層もバラバラ。来てる目的もバラバラ。当然やりたい方向性もバラバラ。
男性が入っている時もありますし、当然同業の方が入ってる場合もあります。
もしこれが同業のプランナー向けセミナーだったら、レジュメは全て作り直すでしょうね。
そう、ターゲットや目的、そして相手の望んでいるものに応じてプレゼンスタイルを変えるのも大切なテクニックになります。
賢明な方はすぐ分ります。「コレって自社の広告手法にも使えるじゃん」って。
そもそもプレゼンテーションという言葉の意味は「表現」と訳すのが一番しっくりきます。「表現手法」をここで各々が学びつつ、自分のスタイルを明確化してもらうことを目的としています。
心理学者メラビアン博士の「メラビアンの法則」・・・「第一印象で相手に与える影響の統計を取ってみたところ、言葉そのものが与える影響は、7パーセント。残りの93パーセントは、表情、声のトーン、出てくるオーラといった「非言語表現」という結果が出た」の勘違いの話をしつつ、バーバルコミュニケーション(言語によるコミュニケーション)とノンバーバルコミュニケーション(その言葉ではなく、その時の顔の表情や態度全般)を使ったプレゼンテーションも当然教えますけどね。(^^)
難しいことではないのですが、知ってるのと知らないのとで全く違ってくるのがこのプレゼンテーションです。そしてプレゼンテーションはコミュニケーションだっていうのがボクの持論でもあります。
セミナーの講師をしている以上、8月に3度ほどあるプレゼンの機会に外すワケにはいきません。今から実はプレッシャーがかなり掛かってます。(^^;
当然ワクワクもしてるんですけど・・・ね。(^^)
1が付いてるということは2もあるのか・・・???