2009年4月 7日(火)12:23
最後のパレード~ディズニーランドで本当にあった心温まる話
ビジネス書や最新のWeb動向を知るために、一通りの本は買います。
読むか読まないかは別として・・・。(笑)
なんか買って手元にあるだけで満足するタイプみたいですが、この「最後のパレード~ディズニーランドで本当にあった心温まる話」は、タイトルに惹かれて買ってすぐ読みました。
ボクは自他共に認めるディズニーフリークです。ディズニーランドのまつわる本はかなり読んできました。リッツカールトン関係の本を読み漁ったのと似ていますね。
多分どなたかの書評を読んで、ぽちっとしたんだと思います。
買った記憶もあまりなく(笑)、Amazonから届いたのを見て、「あ、こんなん買ったな~」くらいでした。
ディズニー関係の本は体験を元にしたノウハウ系が多いような気がします。
ディズニーランドが教えてくれた「お客様を大切に想う気持ち」―心の奥を優しく揺さぶるサービスって、こういうことなんだ! 加賀屋克美 著
感動をつくる―ディズニーで最高のリーダーが育つ10の法則 リー・コッカーレル 著
ディズニー7つの法則―奇跡の成功を生み出した「感動」の企業理念 トム コネラン 著
加賀屋さんとはセミナーでご一緒もしましたし、実際にセミナーもお聞きしましたが、本当にディズニーが大好きなんだな~と素直に感動した方です。本当に嬉しそうにディズニーランド時代をお話をされます。大好きなんだろうな~ってつくづく感じ入りました。羅列した上記の本もすらすらと読める、そして心にじわ~っと広がる素敵な本ですが、今回の最後のパレード「ディズニーランドで本当にあった心温まる話」を読み終えて、「泣きたい時に読めばいいんだ、感動系の本ね」と単純に片付けるところでした。(^^;
Amazonの書評にもそういうレビューが多いのですが、ボクが感じたのは「心を揃える」ことの奥深さでした。難しさ、そしてその素晴らしさと言ってもいいかもしれません。
ずっと社内で言い続けていましたし、クライアントとプロジェクトを組んで制作物を作り上げていく過程に於いても、常にこの「心を揃える」を意識してきたつもりです。
いや、この本を読み終えて「つもりでした」と過去形にすべきだと思いました。(^^;
ディズニーランドは徹底したキャスト(従業員)教育と、事細かなマニュアルがあります。
でも人の心はマニュアルでは掴めませんし、マニュアルに頼りすぎの弊害はお客さま不満足にさえ繋がると思っています。
人を喜ばせるのにマニュアルは無意味です。
お客さま自体が、十人十色、百人百色といらっしゃるなら、ディズニーランドとして最も大切にしていること(本を読んでみてください)に心を揃え、一人ひとりのお客さまとちゃんと向き合うことの重要性。当たり前のようですが、これを様々な事例を元に書かれています。
確かに取り上げた事例が、敢えて闘病中の子どもやお年寄りに偏っているため、お涙頂戴的な要素も否めませんが、大切なことを思い出させてくれました。
ノウハウを盗むという意味では最後のパレードは無意味かもしれません。
ただ心を揃える意味を再確認するならば、うってつけの本かもしれませんね。
ボクは・・・久々に本を読みながら涙しました。(^^ゞ
一言言わせていただければ、この本盗作ですよ。
>Raさん
アマゾンの書評にもそういう書き込みが続いていますし、2チャンネルでも話題になっているみたいですね。(^^;
お知らせありがとうございました。
一応、徒然からのリンクは削除しましたが、本の内容に感銘を受けたのも事実ですが、何よりもスタッフ間での心を揃える点に感銘を受けましたので、記事はそのままにさせていただきました。
知らなかったとはいえ、かなりショックではありますが。
今後の動きを見守りたいところです。