2007年9月11日(火)16:14
値引き
バリバリの営業をしていた時期というのは、サラリーマン時代のリクルート在社中と、起業したての頃のみです。
今は営業っていうか、カンドウのブランドを確立することに注力してますが。
リクルート時代の上司は、その当時リクルートの中途採用事業課で全国3本の指に入る辣腕営業マン。電話一本で数字を作れる数少ない営業マンでした。
色々教わりましたし、かなり真似をしたものです。
今でも口を突いて出る「なんちゃって」関西弁は、当時のその上司の影響です。
喋り方、電話の掛け方、クライアントでの会話・・・様々なものを盗みました。
そしてそれは今でも根っこに流れていると思います。
当時、その上司は26とか27とかの、今から考えたら若僧なんですけどね。(^^ゞ
強烈に覚えているのが値引きに関してでした。
ある程度の裁量を戴き、値引き幅も自分で決められたのですが、ガクンっと値引きして受注して帰った時、言われた言葉は今でもボクの中に流れています。
「受注額はお前の評価だ」
「値引きはお前を安く売ったに過ぎない」
「規定の値引き以上に値引くということは、仕事に対して言い訳を残すようなものだ」
同じことをメンバーに言ってる自分です。(笑)
言い訳を残す・・・は正にそう思います。
安くしたことによって、ちょっとした恩を売るかのような感覚なのでしょうね。
でもメンバーに言い続けていることは、「安くするんじゃなく、期待以上の結果を出すことが全てである」です。受注額云々ではなく、自分に対してプレッシャーを掛ける意味でも、正当なフィーは頂戴していいとさえ思っています。
自分を安く売りたいですか?
わたしも最初に社会人なった時の配属は、すんごく忙しい営業事務でした。。。
でもそのとき営業の方からたくさんの事を教わりました。。
今でも根強く残っている教えで守っていることが多々あります。実は、先日も同年代の方とそんな話をしたばかりなんです。。(笑)
>hirocoさん
いつもコメントありがとうございます。(^^)
同じ世代に社会人になった者同士として、共通の共感ポイントがたくさんありそうですよね。
あの当時、イケイケドンドンだったリクルート(今でもそうですが/笑)でしたので、ビル一棟飛び込み営業なんてザラでしたね。度胸だけは付いたと思います。(笑)
ボクの上司の訓えは脈々と自分の中に流れていると感じることも多々あり、それをメンバーに伝えていってる自分が可笑しく感じてますね。(^^ゞ