2007年3月14日(水)19:34
極道 ~続き~
最近、よくいただくオファーが「作るのは当然お任せするとして、一緒に会社を見て欲しい」です。
会社を見るとは色んな意味が込められていますが、例えばブランドの再構築だったり、サービススタイルの見直しだったり、戦略立案だったり・・・。
前述の通りボクにはカンドウ以外の経営は全く自信がないのですが、ただどっぷりと浸かっている社長とは違う視点でその会社を見ることができるかもしれません。
経営コンサルティングはできなくても、一緒にマーケティングをし戦術化ならできるかもしれない。
サービス体験により、顧客の視点で斬ることはできるかもしれない。
「ブランドはそこで働く人に宿る」by 福原・・・の言葉通り、人材育成だったら今までと違う切り口でブランド再構築のお手伝いができるかもしれない。
そう考えたら、ボクにしかできないこと、ボクが窮めるべき道も見えてきました。
カンドウコーポレーションを窮めようとしているからこそ、逆説的ですが他の可能性も見えてきます。
人は「どうせオレ(私)は・・・」と自分を卑下する方が精神的には楽なんですね。
「何もできないから」とか「まだまだ若輩者ですから」とか「自分って何なんだろ?」って言ってる方が、しんどいようで実は楽なんですよ。
そうでしょ?
ボクもそんな時期ありましたもん。(^^;
悲劇のヒーローを気取ったり、「まだまだなんです」と謙虚さを前面に出してる方が、何となく受けがいいのを知ってたり、可愛げありそうで恰好の言い訳です。
そう、全て言い訳なんですよね。
しかも「できないこと」じゃなくて、「やらないこと」への言い訳。
一番性質が悪い言い訳です。(^^;
「窮めたい」けど、「窮めるべき道が見つからない」という「やらないこと」への言い訳。
見方を変えれば何だって良かったハズなのに、「自分には才能がない」というまたまた便利な言葉での言い訳。
あ、コレって全てボクでしたから。(^^ゞ
前回のBlogで戴いた数々のメールに共通していたのは、「福原さんがそんなことで悩んでた時期があっただなんて」という内容でした。
ありましたともっ!今でも気を許したらそういう思考のスパイラルにハマってしまいますよ。
さ、皆さんも「極道」になりましょ。
でもくれぐれもヤバイ方向性にはいかないでくださいね。(笑)