2006年8月17日(木)13:19
そういう年頃
「経営者は命を削っとるんや」・・・は知り合いの経営者の言葉。
確かに胃が痛くなったりもするし、眠れない日が続いたり、禿げそうなくらい(まだ髪はふさふさですが/笑)色んなことを考えたり・・・。
でも「命を削る」という考え方はあまり好きじゃありません。
お盆休みの初日、また一つの訃報が届きました。(^^;
島根のWebプロデューサー養成講座の一期生の方で、会社設立5年目の経営者です。教え子って言えばそうですが、自分の考えをしっかりと持たれ、独特の世界観を持たれてる方で、ある意味先輩と思っていました。
その彼が48歳という若さで他界し、また志半ばで去っていきました。
命を削って生きて来た結果でしょうか。
ボクはやっぱりそうは思えないんです。
だって経営者だから早死にするワケでもありませんし、普通に生きててもどこに死があるとも限りません。
心労が多いのはサラリーマンだって一緒でしょうし、主婦だってストレス感じまくってると思うんです。
ボクはやはり「命の使い方」を意識する生き方が好きですし、この度の岡田さんの死、ツッチーの死にしても、自分の生き方を全うしてでのことだと思います。
で、思ったんです。
「そういう年頃」なんだって。若い頃、友の訃報なんてそうそうあるもんじゃありません。
ただ加齢とともにそういう可能性が増えていってるだけ。それがたまたま経営者の訃報が続いただけ。
そう思っている自分が居ます。
経営者だから、ではなく、若過ぎる死には違いありませんが、そういう年頃になったんだって。これが現実です。
だからこそ、自分の生き方、生き様を見直す機会なんでしょうね。
厄年というのも「ちゃんと自分の身体と向き合ってやりなさい」という古人の訓えだと思います。
これからも縁起ではありませんが訃報は増えるかもしれません。そういう年頃ですから。(^^;
でもそこでうなだれるだけじゃなく、全うした人生に拍手を送れる自分で居たいと感じています。
株式会社マース 代表取締役 岡田多加秀氏 Webプロデューサー養成講座1期生 享年48歳
合掌
本日、岡田さんの葬儀に参列して来ました。
一昨日の出棺の時も遺影を見たら。。。ダメでしたけど、葬儀の遺影をマジマジと見ると元気な姿しか思い出せなくてそれが余計に悲しくて。途中はずっと天井を見つめてしまいました。
岡田さんの人柄をものがたる様に沢山の人・人。義理で来てるんじゃなく、心から悲しんでいる。
帰り際に、県庁の☆から一転して農業の主になったY氏と「生きていこうぜ」とエールを交換し、一日一日大切にしなければと、胸に刻みました。
スンマセン、Bossのブログのレスに長々とコメントしましたm(__)m
>はせようさん
ボクも先日彼のMLを読み耽り、如何に前しか見てなかったかを感じていました。
今岡さんのサプライズ、段取りを間違えて出てきてしまった時、彼の「あちゃ~」って顔が忘れられません。
WebProの終了時に書いてポストしてくれた彼のメール、
> 財団さんにリクエスト。
> 次のカンドウ講座は何ですか? いつからですか?
「もっとやんなきゃ」・・・をしっかり感じ入った次第です。(^^)v