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ROIという考え方

ROIとは「Return On Investment」の頭文字を取ったもので、「投資対効果」という考え方です。投資した資本に見合う効果=利益が上がっているかを図る指標で、単純に利益を投資額で割ると出てくる数字ですね。

難しいことをここで語るつもりはないのですが、カンドウのようにヴィジュアルがメインだと思われているクリエイティブ会社は、このROIを無視していると考えられがちです。(^^;

「いいデザインさえできたら、ROIは我々には関係ない」というのは、その昔、いい(色んな解釈がありますが、この場合はデザイン的にいい)ホームページさえ作ったら、それで満足していた「それ」に似ています。

ROIを考えた時、クライアントが考えるのは、まずは投資額を抑えるということです。より少ない投資で、少しでも多くの利益を上げることがROIの基本でもありますし。

デザインだけを見栄えのいいものにするために、ちょっとデザインをかじったことのある人にデザインをさせ、いいホームページができた・・・と喜ばれている姿を何度も見てきましたが、そこはROIという概念すらなく、「ホームページができたこと」に満足を覚えられています。もう「あるだけ(存在するだけ)のホームページ」には何の意味もなくなっているのですけどね。(^^;

今でも画像をそのまま貼ったり、テキストさえも紙モノから画像を引用したWebサイトが横行しています。当然そこにはブランディングなどという概念があろうはずもなく。(^^;

カンドウは常に勉強会を実施しています。

グラフィックデザインが担当の者にもWebのHTMLがどうしたこうした、やれXHTMLはどうだこうだ・・・とチンプンカンプンの話さえ聴かせますし、プランナーにとってはあまり関係のない話をテーマにすることだってあります。

それは最新のデザインやHTML、マーケティングを学ぶことにも意味がありますが、常に学ぶ姿勢にこそ意味があると思っています。

カンドウのROIは近未来で見ると非常に悪いと思っています。時間の投資、お金の投資、労力の投資、ほんっと投資ばかりです。無駄と思えることにも、投資していますしね。

「CANDOクレド」もそういう意味からいうと、かなりの投資になります。

一見無駄に見えるこの投資も、カンドウブランドを徹底して確立するという目的からすると、避けては通れない投資ですし、時間は掛かったとしても、 この投資は我々に返ってくると自信を持っています。

目先だけのROIに捉われてしまうと、結局は少ない投資を繰り返し、そこに無駄が生じてしまうこともあり、そこのバランス感覚が大切になってきます。そこを俯瞰から眺め、「安かろう悪かろう」にならにない投資を意識しなければなりません。

カンドウも「ホームページができた」ことに満足していた時期がありました。

デザインが派手で、他社がやっていないデザインが、Webデザインだと思っていた時期もありました。

クライアントにとってのROIこそ、頭の中、意識の中にあったにしても、具体的にどうすればROIがいい値になるか知らなかった時期もあったのです。

こういう時期に悩んで悩みぬいて、色んな試行錯誤をしてきたからこそ、「クライアントの失敗事例を作らない」「失敗事例となる仕事は受けない」という姿勢に繋がったのだと思います。どこを目的にして、それを達成するための投資が適正であるか、を我々は常に考えるクセを付けてきたとでも言いましょうか。う~ん、ROIって深いですね。

頑なにカンドウの姿勢を貫くこと=カンドウのブランドを作ること(守ること)に繋がっていっていると思いますし、クライアントにとってのROIを意識しないワークはこれからも「あり得ない」と断言し続けていきたいですね。

強い意志を持って・・・。(^^)V

EDITOR

福原 勘二
  • 代表取締役会長兼CEO(最高経営責任者)
  • エグゼクティブ・ビジネスデザイナー
  • 兼ストラテジックパートナー

1961年生まれ。広島県広島市出身。広島修道大学中退後、リクルート、カーディーラーの採用・教育担当を経て、企業内の体質改善・採用・教育コンサルタント会社として、1991年2月有限会社オフィスCAN(現 株式会社カンドウコーポレーション)を設立。その後思い切った業態転換により、クリエイティブファームとしてのポジションを確立する。

福原 勘二のプロフィール
082-509-3322 10:00 - 19:00

まず、「誰が嬉しいのか?」を
一緒に考えることから始めます。

表面的な症状ではなく、その奥にある構造から一緒に考えます。
ウェブ・デザイン・言語化・伴走。手段はその後についてきます。

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