2005年6月21日(火)00:09
大いに悩むべし
「大いに悩むべし」って自分にも言ってますからね。(笑)
悩んでる時はついついうつむいてしまいがちですが、悩む=力を蓄えている時だと思いますし、悩む=成長している時だとも思っています。
どんなに順風満帆に見える人でも、必ず悩んでいますし、自信がありそうに見えるあの人だって、きっと悩んでるハズです。
順風満帆は結果であり、もっというと経過です。風が止むことだってありますし、その後に嵐がやって来ることだってあるワケですからね。
垂直飛びをイメージしてもらうと分り易いと思いますが、そのままの姿勢でジャンプしてもそう高くは飛べません。一旦しゃがんで力を蓄えてジャンプすると、もっと高く飛べるハズです。助走を付けて飛ぶともっともっと高く飛べますよね。
しゃがむという姿勢は一旦縮こまってるような姿ですし、普通の姿勢から見るとなんか変な格好です。
悩んでる時はこのしゃがんでる状態だと思っています。
そう、前述の通り、力を蓄えている格好がしゃがんでる格好です。自分で鏡で見ると不恰好かもしれませんが、その時は確実に到達したいポイントを見据えてるんですよね。
日々悩みます。
色んなことで悩みます。
しょうもないことで悩みます。
グチグチと悩みます。
ダラダラと悩みます。
格好悪い、変な格好です。
でも力を溜め込んでる時、目標を見据えてる時、成長する時・・・と思うと、悩んでいる自分に対して「いいゾいいゾ」って思ってしまうから不思議です。
さっ大いに悩みましょ。(^^)V
み~んな悩んで大きくなった~♪ ←ふるっ。コレが分る人は「おじさん」「おばさん」の年に間違いありません。(笑)
「ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか。ニ、ニ、ニーチェかサルトルか♪~」ですね。(^_-)-☆
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私はずっと、人間 「溜める時」 ってあると思っています。
負の方向に力が働いている時、それはジャンプする力を溜めているのだと考えるようにしています。
ほら、弓矢は弦を後方に引かないと飛ばないじゃないですか。
ダーツのようにその位置から飛ばそうとしても、目の前に落ちてしまう。
負のベクトルを感じた時は「力量を溜める時」として、静かに調べ物をしたり読み物をしたり勉強をしたり、知識や情報の貯蓄をするように私は心がけています。
溜めて、貯めて、…のあとにいよいよ機が熟したら、一気にジャンプアップするもの、私はそう信じています。
弓矢と弦です。
飛ばそうと焦らず、弓手に薬煉を塗りつつ、力を溜めて。。。
機が熟す時が楽しみになりますよ!
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以前、こんなことを女性オピニオンリーダーたちのMLで書いたことがありました。
「体力を溜める」 「知識を溜める」 「経験を溜める」 そして 「成長を溜める」。
悩んでいる時、立ち止まっている時、人はそこからもがいて何とか脱出しようとするのですが、実はそういう「溜める時」 って、人間にとって物凄く大切な時間なんですよね。
以前、BOSSが「踊場」の話をココに書いてましたっけ。
階段を駆け上がる時も、間に踊場がなければ疲れてしんどくなっても自分の力を回復することもできません。
立ち止まる、ということはイコール、次に進む力を「溜める時」を迎えたということ。
そんな時に踊場がなかったら、十分溜めることが出来ずに進まなければならなくなります。
そうなると、しんどいだけではなく、目標地点まで体力が続かないかもしれませんよね。
しゃがみこんだ人は、残念ながらずーーっとしゃがんだままではいられません。
だって、あの格好、足腰に来るでしょう?(笑)
縮こまった分、伸び上がる時の勢いは大きい。
「負の力」は、その時はマイナスに見えても、大きくジャンプアップするためには絶対に必要なんですよね。
弓矢が、弦を引いてからではないと飛ばないのと、バネが一旦縮んでからでないと作用しないのと、全く一緒。
そう考えると、悩んでいる時って 「見違えるほどの姿に成長するためのさなぎ」 なんだなぁ~って感じません?
悩める人が大きく成長する所以は、そこにあるのでしょうね。
#ところでBOSS、何かお悩みですか?(笑)
最近はネットがお留守でご無沙汰しています。(^^;
ふっと覗いたらちょっとシンクロしていたので書き込みさせてください。
昨日の朝、クライアントのセッションによく似たテーマが出て、その時大きな気づきをもたらしてくれたのが、かんかんさんやkikoさんの話題でした。
クライアントが今一番必要としている人は「メンター」で、でもなかなかそういう方に巡り逢えないということを言われていました。障害になっていたのは「頼られるのは好きだけど、頼るのが苦手」という点だったので、昔の自分がかんかんさんとkikoさんからいただいた気づきを伝えてみたんです。
「昔、私もなかなか人を頼れなくて、いただいた恩恵をどうやってお返しすればいいか分からなくて悩んだことがあるんです。でも、その方たちは『僕(私)からもらったものは返さなくていいんだよ。それは次の人に受け継いでもらうのが本望だし嬉しいんだよ。』と言ってくださったんです。」
自分の内側で回想されるあの頃を短い言葉で伝えたとき、クライアントは5秒ほどの余韻をあけて「あ・・・、何かとてもこころが柔らかくなって、今まで持っていた何かが融ける感じがしました。この感覚を忘れずに、今週は出逢いを大切にすることを意識しようと想います。」と言われました。
少しずつですがいただいた“こころ”を次の方に引き継いでいってます。おふたりに出逢えたこと、感謝しながら人との出逢いと触れ合いを味わっている毎日です。ありがとうございます。
#10日前から肉体改造計画が効果ありです。(^^)v
次にお逢いできる日までにリバウンドしないよう頑張ってます。(笑)
>kikoさん
悩むこと=マイナスと捉えてもらいたくなかっただけで、何か特別に悩んでるワケじゃないですよ。でもハワイに行っても仕事のことは考えていましたね。(^^;
やっぱり悩んでるのかなあ。。。
うん、やっぱり悩んでます。(笑)
>aquaさん
随分とご無沙汰してますね。
でもバリバリとコーチング頑張られているみたいですね。(^^)
恩恵をお返しするっていうカッコイイものではありませんが、後輩たちに奢った時、ボクにいつかお返しをって思ってる連中に、「オレじゃなくて、いつか自分の後輩にしてやってよ」って言ってます。そういうのって巡り巡ってると思ってて。
でもやっぱりしてくれた人へのご恩は絶対に忘れませんよ。
恩を仇で返すなんてボク的には最低のことですので、受けたご恩は、例えば「いざ、鎌倉へ」という気持ちでその人に対して接しているつもりです。奢ってもらったから奢り返すのではなく、違うカタチで自分に出来ることで最大限お返しできたらいいなって。
でも何よりもそういう気持ちを持ってるっていうのが大切なんでしょうけどね。(^^)
aquaさん、ご無沙汰でした。(^-^)
「頼られるのは得意だけど、頼るのは苦手」 で思い浮かんだのが、今週最終回だった 『anego』 です。
ちょうど昨日、大の仲良しである感性アナリストの黒川伊保子女史とランチをしていたのですが、ランチ直前まで 「若い男性ビジネスマンは会社のanegoとどう付き合う?」 というような主旨のDIMEの取材だったそうで。(笑)
エグゼクティブなおじさまばかりではなく、キャリアのある女性たちの間にも 「頼るのが苦手」 な人は増えているようです。
頼るのが苦手な人ほど、実は、自分から頼らなくても状況を察して手や心を差し伸べてくれる人を待っていたりするんですよね。誰だってしんどい時ってあるわけですから♪
頼るのが苦手な人には、BOSSの大好きな言葉でもある 「そのまんま(=素)」 を出せる人がいてくれたらいいんじゃないかな、と、私はそんな風に思います。
素の自分を受け止めてくれて、あるいは察してくれて、さりげなく言葉をかけてくれたら、霧が晴れたようにすっきりすることって、案外多いような気がします。
そんな相手には、BOSSの言うように、何か違う形で 「ありがとう!」 のお返しができたらいいですよね。
そう思っていさえすれば、きっと何かの時に相手に通じる行動を取っている自分に気づくんじゃないかなぁ~と。
kikoさん、本当にご無沙汰しています。(ぺこっ)
最近はPCの調子も絶不調で、報告書を書くにも四苦八苦だったり。。。
直筆の報告書も今どきなら目を引いていいかも・・・なんて言い訳してます。(^^;
>頼るのが苦手な人には、BOSSの大好きな言葉でもある
>「そのまんま(=素)」 を出せる人がいてくれたらいいんじゃないかな、と、私はそんな風に思います。
>素の自分を受け止めてくれて、あるいは察してくれて、さりげなく言葉をかけてくれたら、
>霧が晴れたようにすっきりすることって、案外多いような気がします。
懐かしい甘酸っぱい思い出がSKという言葉と共に浮かんできます。(^^*)
あの時間とあの場での温かい触れ合いが今の私を生み出してくれました。
>そんな相手には、BOSSの言うように、何か違う形で 「ありがとう!」 のお返しができたらいいですよね。
>そう思っていさえすれば、きっと何かの時に相手に通じる行動を取っている自分に気づくんじゃないかなぁ~と。
素の自分を投げかけることを懐深く受け容れてくれた人たちがいてくださったからこその今の幸せです。
それだけは忘れずに生きていきたいな・・・と想います。
先日、高野山の蓮花院というところで研修を受けたんです。
十数人の仲間たちと最後に色紙を綴るのに、私は「縁財」という言葉を残しました。
今はまだまだ縁財をいただくばかりですが、少しづつでもその枝葉を伸ばし、
大好きな人たちへと繋げていけたら嬉しいです。
こころにいつもそんなことを刻みながら生きてます。