2009年6月13日(土)09:50
とある村の宴会
随分と昔に読んだ小話です。
よくボクのセミナーでは例え話として使っていますが、出所は知りません。(^^;
とある村でお祭りが開かれることになりました。
お祭りと言えば酒。そこで村人が各自家から酒を持ち寄り、村にある大きな壺にいれてそれを宴会で飲もう!という話になりました。
一人ずつそれぞれの自宅から持ち寄った酒を壺に入れていきます。
さあ、その酒をみんなで飲もうと壺から酒を酌んで「乾杯!」とやると・・・。
村人たちは顔を見合わせました。酒だと思って飲んだその液体は、ただの水だったのです。
「おいら一人くらい水を持って行ったとしても、この人数が酒を入れるんだから、そう薄まるもんじゃないし大丈夫だろう」
そう、村人全員がそう考えたのです。
「自分一人くらいは大丈夫だろう」・・・と。
ボクはチームワークをとても重要視しています。
村をチームと捉えたら、メンバー(村人)が「自分くらいは」と思った瞬間、チームワークはいとも簡単に壊れることもあるということです。
怖いです。(^^;
売上が上がらないことよりも、心が揃わなくなるほうが100倍怖いです。
こんな村人の宴会はしちゃダメだな~と改めて肝に銘じます。