山本 大志
TAISHI YAMAMOTO
  • フロントエンドエンジニア
2004年入社

デザインから実装まで日々勉強。

2003年の冬、不思議なご縁に導かれるようにカンドウコーポレーションと出会う。当時、入社の予定などまったくなかった研修生として、まるで物語のはじまりのように静かに第一歩を踏み出した——のちに“シンデレラボーイ”と呼ばれることになる、ひとりの青年のスタートだった。

もともとデザインの経験はあったものの、Webの世界は完全に未経験。HTMLもCSSも知らないまっさらな状態からのスタートだった。それでも、「分からないからこそ、面白い」という気持ちを支えに、独学でひとつずつ技術を身につけていった。


2004年4月、努力と熱意が実を結び、Webデザイナーとして正式入社。そこからは、夢中で学び、つくり、試し、また学ぶ日々。やがて、ビジュアルデザインに加え、HTMLやCSS、JavaScript、さらにはWordPressやMovable Typeを用いたCMS実装、ECサイトの構築まで、デザインからコーディングに至る幅広いスキルを身につけていく。

ワンストップで、届ける人へ届くものを。

「デザインが終わったらコーディング担当に引き継ぐ」——そんな分業体制が一般的な中で、デザインとコーディングを一気通貫で手がけることができる数少ない存在として、社内でも特異なポジションを確立。表現と構造の両方に責任を持ち、アウトプットの完成度を高めていくことに情熱を注いでいる。

特にショッピングサイト(ECサイト)においては、長年にわたり多数の実績を積み重ねてきた。ASPサービスごとの特徴や制約を理解しながら、ブランドの魅力や商材の強みが正しく、力強く伝わるようデザインし、それを実装として形にしていく。結果として、成果(売上)へとつなげていく構築力には定評があり、「売れるサイトづくりができるデザイナー」として厚い信頼を集めている。

泥臭さも、温度も、世界観も。

美しいだけじゃ、足りない。心を動かすには、温度がいる。

どこか人間臭く、泥臭く、けれど確かに心に残るデザイン。そんな「温度のあるビジュアル」が、彼のもっとも得意とする領域だ。流行をなぞるのではなく、ブランドや商品の“らしさ”を丁寧に汲み取りながら、その世界観を画面の上に編み上げていく。


1ページの中に、物語をつくる。
1枚のビジュアルに、熱量を込める。
使いやすさと美しさの両立を目指しながら、「誰かのために」を原点に、今日もデザインと向き合っている。

082-509-3322