「伝える」ではなく、「伝わる」を創る

1961年生まれ。広島県広島市出身。

訳あって3年次で広島修道大学を中退し、社会の荒波に飛び込むことに。
株式会社リクルートでは企業の中途採用のお手伝いをするため東奔西走し、ハンティングされて転職した日産系カーディーラーでは採用・教育の現場を経験。

日産系カーディーラーでは企業の「人」と「組織」に向き合う中で、「仕組み」から変えなければ本質は動かないと痛感。
当時はまだ離職率も高く、離職率が低くなる＝辞めない採用を目指すようになる。
現在のハンズオン型の採用支援事業に至るまで、この「辞めない採用」を標榜している。

「その採用のノウハウで十分食べれますよ」という古巣リクルートの代理店の営業マンだった男の悪魔の囁き(笑)により、1991年2月、有限会社オフィスCAN（現在の株式会社カンドウコーポレーション）を設立し同年10月に独立。
採用・教育・企業内体質改善に特化した伴走型の支援により、まさに彼の言葉通りの引くてあまたの状態に。

売り手市場から買手市場へと時代の変化とともに、クライアントの課題に真っ向から向き合う中で次第に新たな考えが。

「売れない理由は仕組みだけじゃない」
「それがちゃんと伝わる伝え方あってこそだ！」

そこから思い切って業態転換。
戦略に基づいた“伝わるデザイン”を武器に、クリエイティブファームとしてのポジションを確立。
グラフィックデザイン、コピーライティング、撮影・・・とクリエイティブファームとしての体を成すまでに。

現在は、「デザインの力で “売れない” を “売れる” に」をテーマに掲げ、単なるクリエイティブファームだけではなく、戦略・戦術の段階から深く入り込み、クライアントの「成果＝売上」、「辞めない採用」にこだわり抜くスタイルを貫く。

グラフィックデザインをベースにWeb制作会社として、Webマーケティング会社としての地位を築くまでに。ECサイトのショップオーナー向けセミナーの講師を務め、とりわけEコマースの分野での受講生の数は延べ500人を超える。

2013年、代表のポジションを現在の社長である小田英男に譲渡し、取締役会長に就任。
伴走型コンサル会社、株式会社ミエルカを設立。

そして2018年の夏、あの名セリフの通り・・・「恥ずかしながら帰ってまいりました」（by 横井庄一）の如く、再び代表取締役会長として現場に復帰。相棒小田とともに“二代表制”をスタート。
今も現場で悩み、挑み続けるクライアントのすぐ隣に立ち、ともに伴走する

ホスピタリティを制作物にインストールし、クライアントの向こう側にいるお客様に「ちゃんと伝わる」制作物を産み出すプランナーとして、クライアントの向こう側にいるお客様の頭の中に普遍的なブランドを構築するブランドビルダーとして、クライアントの戦略・戦術を見える化するストラテジックパートナーとして、常にクライアントとともに歩み続ける。

「愛に満ち溢れた会社を作りたい」と甘っちょろいことを宣うが、真剣にそこを目指している。
女性には「愛してる」なんて台詞は言えないものの、メンバーのことは心から「愛してる」と言えるから不思議。

趣味はインドアの代表格でもあるバンド活動と、アウトドアの代表格の一つキャンプと両極端。

バンドは10代から40代まで続け、50代に入っても「オヤジバンド」として同世代のオヤジ達と音を奏でる楽しみを再び味わうことに。
カンドウの恒例となったブレーンさんとメンバーとの交流イベントでもある、クリスマスパーティーをクリスマスライブパーティーにしてオヤジバンドとカンドウメンバーとのセッションも楽しむことができた。

もう一つの趣味のキャンプは極めるところまでやった感はあるが、腰痛と戦いつつ中国エリアは当然として富士山のふもとっぱらキャンプ場や琵琶湖のマキノ高原キャンプ場、九州は大分、四国は高知のキャンプ場まで車を走らせてキャンプを楽しむ。
この時だけは腰の痛みは忘れられているので不思議でしょうがない。(笑)

年齢、性別、職業もそれぞれバラバラ。でもそんな仲間たちとフィールドで遊んでいる時は世代を超え、職業を超えたワクワク感や楽しさを満喫する。いつも一緒にキャンプする「いつメン(いつものメンバー)」との時間はもはや掛け替えのないひと時になっている。
ワーケーションにもいち早く取り組み、フィールドからポケットWi-Fiで会社のサーバ接続し、仕事をこなしつつキャンプも楽しむ、なんてことはコロナ以前からチャレンジ。

いつかカンドウのメンバー全員を引き連れてキャンプをするのが目下の夢。
おもてなしの準備は万端で「その時」を楽しみに待つ日々。